先輩ママに聞く!つわり中におすすめの食べ物は?

つわりに悩んでいる妊婦

多くの妊婦さんを悩ませるつわりですが、つわりが起こる時期や期間、症状には個人差があり、対策も様々です。

ここでは、つわり中でも摂りたい栄養素や、つわりにおすすめの食べ物について解説していきます。

助産師が監修

BELTA専属助産師の顔写真

BELTA専属 助産師
立谷 紗耶華 (たちや さやか)

つわりの時におすすめの食べ物

食事をしている妊婦

つわりの代表的な例としては、吐きつわりがあります。症状としては、空腹時に吐き気を感じる。食べたとしても気持ち悪くなり吐いてしまう。などが当てはまります。

そのような時におすすめの食べ物は以下のものがあげられます。

食物繊維や脂肪が少なく消化に良い食べ物

おかゆ

まずは消化に良いものがおすすめです。つわりの時は、胃の機能が弱まっている状態なので、この時に胃に刺激や負担がかかるものばかりを食べていると、余計に吐き気を感じやすくなります。

食物繊維や脂肪は消化に時間がかかり、胃の負担になるので、なるべく油っこくない、胃に優しい食事を心がけましょう。

消化されやすい食べ物としては、お粥、うどん、豆腐、白身魚、にんじん、ほうれん草、ブロッコリーなどが当てはまります。

葉酸が含まれているもの

葉酸が含まれている食べ物

葉酸は妊活中、妊娠中に大切な栄養素です。

葉酸の摂取が、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを下げることが明らかになっており、特に、赤ちゃんの神経管が作られる妊娠初期に葉酸を摂取することで発症リスクが40〜70%低減したという研究結果も出ています。

つわりの時期は妊娠初期段階に当てはまるので、葉酸の摂取をすることが大切です。特に葉酸が多く含まれる食べ物は、ブロッコリーやほうれん草、納豆などが当てはまります。無理のない範囲でつわり中でも葉酸の摂取を心がけましょう。

※参考:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果

葉酸が多く含まれる食品を紹介

ビタミンB6が含まれているもの

ビタミンB6が含まれている食べ物

ビタミンB6がつわりに有効なことはあまり知られていないのではないでしょうか?

つわり中はビタミンB6が不足しやすく、しっかりと補うことが大切です。

実際にアメリカの産婦人科学会では、つわりに対して、ビタミンB6を摂取することを推奨しています。

ビタミンB6が多く含まれている食べ物は、マグロや鶏むね肉、いりごまなどがあります。

※参考:厚生労働省eJIM ビタミンB6

ビタミンB6を多く含む食べ物は?つわりに効果的?

先輩ママに聞くつわり中でも食べやすかったものは?

そうめんやパン

そうめん

そうめんやパンなどが食べやすかったというママが多いようです。普段はご飯派だけど、つわり中はパン派になったという方もいらっしゃいます。

また、そうめんは、さっぱりと食べることができるので、つわり中でも食べることができたという声が多かったです。

いちごやトマトなどの果物・野菜類

いちごとトマト

程よく酸味があり、冷たくさっぱりしたものなどが食べやすく、その中でもいちごやトマトが食べやすかったというママが多いです。

特にいちごには葉酸やビタミンB6も含まれているのでおすすめです。その他にもキウイやグレープフルーツ、パイナップルなどもおすすめです。

さっぱりとしたゼリー

みかんゼリー

さっぱりとしたゼリーなら食べられたというママもいらっしゃいます。

パウチ状で吸って食べられるものもあるため、いつでも食べられるのでとても便利です。食べつわりの方にとってもおすすめです。

果物が入っているものもあるため、食べ応えや満足感が高いという声もありました。

つわりの時は避けた方がいい食べ物

反対につわりの時に避けたい食べ物もあります。以下のものはつわりの症状を悪化させてしまう可能性もあるので、気をつけましょう。

辛いものなどの刺激が強い食べ物

唐辛子

つわり中は胃腸の働きが弱まっているので、辛いものは基本的に避けた方が安心です。

少しなら強い刺激にならないかもしれませんが、食べすぎてしまうと胃痛や下痢などに繋がる可能性があります。食べ過ぎには十分気をつけましょう。

脂質が多く含まれているもの

フライドポテトとソーセージ

脂質が多いものも注意が必要です。

つわり中はフライドポテトをよく食べていた、ポテトが無性に食べたくなったというママも多くいらっしゃいますが、脂質が多い食べ物も胃腸の負担となります。

また、脂質・糖質が多いものはカロリーの増加にもつながるため、体重の増加や高血圧にもつながる可能性があるので注意が必要です。

カフェインが多く含まれているもの

コーヒーカップ

カフェインの摂りすぎも注意が必要です。WHOでは、妊娠中のカフェイン摂取量を1日300mg以下(コーヒー約2〜3杯分)に抑えることを推奨しています。

胎児は成人と比べてカフェインを代謝する能力が未熟なため、胎盤を通して届いたカフェインが、胎児の体内に長時間とどまることになります。

また、カフェインには体内の鉄分の吸収を妨げる性質があります。妊婦さんにとって重要な鉄分の適切な摂取を確保するためにも、カフェインの摂取を控え、ルイボスティーなどのノンカフェインの飲み物を選ぶとよいでしょう。

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つわり中の基本的な食事方法

一回の食事量を少なくして、回数を増やす

野菜を食べる妊婦

つわりの時は、空腹時に吐き気を感じ、気持ち悪くなってしまうことが多いので、1日3食にこだわらず、なるべく食事の回数を5回〜6回と分けることが大切です。そうすることによって、空腹を感じにくくすることができます。特に吐きつわりの方におすすめです。

食べつわりの時は、食べ過ぎると吐き気に繋がってしまうため、こちらの場合も一回の食事量を気をつけて食べ過ぎないようにしましょう。

水分補給をしっかりする

コップに入っている水

普段から水分補給は大切ですが、つわりがひどくて、吐いてしまった場合などは特に気をつけましょう。

吐いてしまうと、体の水分が直接外に出てしまうので、脱水症状などに繋がりやすいです。経口補水液や、スポーツドリンクなど、つわり中でも飲める!という場合はしっかりと水分補給をしましょう。

あまりにも嘔吐が続いてしまう場合は、我慢せずに病院に行き、医師に相談しましょう。

量よりも質を心がける

つわり中は無理して食べようとすると逆効果になることもあるので、量よりも質を意識しましょう。

妊娠中は、葉酸、カルシウム、鉄分など、その他にも大切な栄養素が多くあります。糖質が多く含まれる食事をするというよりも、少しだけでもバランスを心がけて食事をすることが大切です。

「食べられる時」に「食べたいもの」を食べることも大切

つわりがひどい時は無理をして、栄養バランスを気にする必要はありません。これなら食べられるというものがあるのであれば、遠慮せずに食べましょう。何も口にしない方が体にとっては悪影響です。

栄養バランスなどは、つわりが落ち着いてからしっかりと行うことができるのであれば問題ないとされています。

無理をしない程度でつわり中の食事と付き合って行きましょう。

サプリメントで効率よく葉酸を摂取しよう

普段の食生活からではうまく葉酸の栄養素を摂取できないため、厚生労働省では特に妊活中、妊娠中の女性にサプリメントでの葉酸摂取を推奨しています。

サプリメントの葉酸はモノグルタミン酸型の葉酸と呼ばれ、食事からの葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)と比べて体内への吸収率が高いためです。

葉酸摂取にはベルタ葉酸サプリがおすすめ

ベルタ葉酸サプリは、厚生労働省推奨のモノグルタミン酸型酵母葉酸を480µg配合した葉酸サプリです。
葉酸以外にも、鉄分・亜鉛・ビタミンD・ビタミンB6・ビタミンEを、妊婦さんの1日あたりの推奨摂取量配合(厚生労働省・日本人の食事摂取基準2015年版)。
さらに、カルシウム264mg・野菜23種類・ミネラル27種類・アミノ酸20種類・美容成分5種類など、合計83種類の栄養素をバランス良く配合しています。
後味がないため飲みやすく、食事が摂りにくいつわり時の栄養補給をサポートします。

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