疲労感に対する4つの対策
更年期の疲労回復には対策が欠かせません。
大切なのは、頑張り過ぎない気持ちです。疲労回復に良いからと、頑張って生活を変えようとすると新たなストレスの元になります。
普段の生活に取り入れられる5つの対策を紹介します。
腹式呼吸を意識して取り入れる
更年期のストレスは自律神経の乱れにつながります。
ストレスや緊張感を覚えたら、腹式呼吸を意識して取り入れましょう。
腹式呼吸については「厚生労働省_こころの耳」を参考にしてください。
食事にタンパク質をプラス
女性は更年期の影響で筋肉量も減ってきます。
納豆や豆腐など、たんぱく質豊富な食材を食卓に取り入れてみましょう。
どうしても食欲が沸かなかったり、食材が用意できなかったりする場合はプロテインやサプリメントを取り入れましょう。
筋肉量の減少を抑える
基礎代謝を上げるために、運動を習慣づけて筋肉量を減らさないように習慣づけることが大切です。
エスカレーターではなくなるべく階段を使うなど、無理しない範囲でできることからはじめていきましょう。
シャワーよりも入浴を
疲労回復にはシャワーより入浴が効果的です。
入浴すると副交感神経の働きが活発になり、身体がリラックスします。寝つきが良くなり睡眠の質が上がるので、翌朝に疲れを引きずらなくなります。
入浴には次の3つの作用があります。
- ・温熱作用
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身体がお湯に温められると、血流が良くなり血行が促進されます。
- ・静水圧作用
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水圧がマッサージのような作用をもたらします。むくみをやわらげます。
- ・浮力作用
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お湯の中で浮力作用が働くと、余計な力が抜け、筋肉まわりのコリがほぐれます。
入浴中に疲れてしまう方は5分ほどの短い入浴から始めてみましょう。