20代の若い世代の女性にも薄毛・抜け毛に悩む女性が増えているのはご存知でしょうか?薄毛や抜け毛に悩むのは中高年の方だけとは限りません。
なぜ若いのに薄毛になってしまうのか、若い世代の薄毛の原因を知り、対策していきましょう。
監修
BELTA専属毛髪診断士 堀裕子
産後からシニアまで幅広い世代のヘアケアをサポート。ヘアケアに関わる食事や生活習慣の改善などもサポートしている。
毛髪診断士への相談はこちら髪の毛はケラチン(タンパク質)で作られています。過度なダイエットなどをしていると、髪の毛の成長に必要な栄養素が不足し、結果として薄毛をまねいてしまいます。
20代は女性ホルモン分泌も多く、髪の毛のコシ・量もしっかりしています。もし20代で薄毛が気になるような場合、まず頭皮に栄養を補う必要があります。
20代は仕事に就いたり、ひとり暮らしを始めたりと、多方面でストレスが拡大しています。気づかないうちに、ストレスが溜まっているのかもしれません。
恋愛・仕事・人間関係・家事・育児など、ストレスを溜めやすい環境が多く存在しています。このストレスが過多になると自律神経のバランスが崩れ、血液の流れが悪くなります。
その結果、髪に必要な栄養素(タンパク質)などが毛髪に充分送れなくなってしまい、毛髪に栄養が欠乏し、弱くて抜けやすい髪質に変化してしまいます。
20代女性のほとんどがパーマやカラーリングを行っているかと思います。しかし、これらは髪の毛にストレスを与えているということを忘れてはいけません。カラーやパーマ薬は毛根を傷つけたり頭皮を傷めてしまうので、髪の成長を妨げ、ヘアサイクルを乱してしまいます。
ヘアサイクルを保つためにも、パーマやカラーは2ヶ月以上の感覚をあける事をオススメします。
特に分け目や生え際の薄毛が気になる方は、普段の髪型が原因かもしれません。ヘアピンやヘアバンド、もしくはポニーテールなど毎日髪が引っ張られている状態が続くのは良くありません。
びまんとは「広がること・はびこること」を指します。びまん性脱毛症の特徴は、毛髪全体が抜けていき、薄くなることがあげられます。そのため、気がつきにくく、対処が遅れてしまうケースが多いです。
加齢によるホルモンバランスの乱れが原因で発症することが多い「びまん性脱毛症」ですが、ストレスなどが引き金で発症することもあります。
20代は恋愛・仕事・人間関係・家事・育児など、ストレスを溜めやすい環境が多く存在しています。このストレスが過多になると自律神経のバランスが崩れ、血液の流れが悪くなります。
髪に必要な栄養素(タンパク質)などが毛髪に充分送れなくなってしまいます。毛髪に栄養が欠乏し、弱くて抜けやすい髪質に変化してしまいます。
髪の毛を育てるには、しっかりと栄養を摂ることが大前提です。まずは1日3食を意識してみましょう。その中でも髪の毛の主成分であるタンパク質を多めに摂ることやビタミンが多く含まれる野菜を摂ることがおすすめです。
普段からあまり食事を取らない方や、偏った栄養バランスになってしまう方は食生活を見直して、バランスの良い食事を心がけましょう。
十分な睡眠時間が取れていないと、髪の毛の成長を促す成長ホルモンが分泌されません。また、ストレスをため込む原因にもなってしまいます。
質の良い睡眠を取るためにも、軽いウォーキングを取り入れたり、寝る前はスマホ触らないなどもおすすめです。
肌にあっていないシャンプーを使っていると必要以上に頭皮の角質を洗い流してしまいます。また、保湿をしない状態が続くことも薄毛、抜け毛につながります。
痛んでしまった髪をこれ以上悪化させないためにも、低刺激のシャンプーや、頭皮に直接栄養を与えることができるヘアローションなどを使って、頭皮環境を整えていきましょう。
20代で10人に1人が薄毛になるとも言われています。以下のことに一つでも思い当たる方は頭皮ケアを考えてみてください。