産後ダイエットにファスティングがおすすめな理由と注意点

「出産してから、お腹周りがなかなか痩せない…。」「前はすぐ痩せてたのに、産後は何しても痩せない!」といった悩みを持つ女性も少なくありません。
痩せづらくなった産後の身体には、ファスティングがおすすめです。産後ファスティングを始めるタイミングや、効果的なやり方について詳しく解説します。
ダイエットアドバイザーが監修

BELTA専属
ダイエットアドバイザー
(日本生活環境支援協会認定)
寺内 はる菜
(てらうち はるな)
産後に痩せづらくなる原因

産後の女性は、骨盤のゆがみや基礎代謝の低下、また食生活の乱れなどによって痩せづらい身体になっています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
骨盤まわりの筋力低下
原因の1つ目は、筋力低下による骨盤のゆがみです。
女性の身体は、妊娠すると靭帯が柔らかくなり骨盤が開いていきます。赤ちゃんが産道を通りやすいようにするためです。出産後に骨盤まわりの筋力が低下した状態が続くと、骨盤の位置がずれていきます。このずれ・ゆがみを放置していると、内臓の位置がずれて下腹部がぽっこりと出てしまうのです。
骨盤の引き締めには骨盤ベルトがおすすめ

ベルタ骨盤ベルトは、サポート力と着け心地を追求した骨盤ベルトです。2段階調節で体型に合わせることができ、筋力が低下した骨盤まわりをしっかりとサポートします。フィット感があるので動いてもズレにくく、育児や家事をしながらでもお使いいただけます。
ベルタ骨盤ベルトを詳しくみる基礎代謝の低下
原因の2つ目は、基礎代謝の低下です。
妊娠中や産後は運動量が減るため、筋肉が落ちやすくなります。またこの時期は、ホルモンバランスの影響により身体も冷えやすいです。
その結果、血液の巡りが悪くなり、基礎代謝が下がっていきます。こうして普段のエネルギー消費が少なくなるため、痩せづらくなります。
食生活や生活リズムの乱れ
原因の3つ目は、食生活や生活リズムが乱れることです。
出産後の生活は、以前と比べて大きく変化します。家事や育児で忙しくなると、簡単な食事で済ませてしまう方も多いでしょう。
野菜をあまり摂らずにパンやおにぎりなどで済ませていると、摂取カロリーは足りていても、必要な栄養素が不足する可能性があります。
ファスティングが産後太りに効果的な理由

なぜ産後の身体にファスティングが効果的なのでしょうか。理由は大きく分けて3つあります。
- 摂取カロリーを抑えられる
- 産後のむくみが軽減する
- 腸内環境が改善される
それぞれ詳しく解説します。
point
1
摂取カロリーを抑えられる
1つ目の理由は、摂取カロリーを抑えられることです。
ファスティング中は、基本的に固形物を口にしないため、普段よりも1日の摂取カロリーが減ります。
また、「まだ身体を動かすのが少し辛い」という方は特に効果的です。産後は、筋肉量が落ちているため、運動しても以前と同じようにカロリーを消費できません。
ファスティングをして身体が軽くなってから、徐々に運動を取り入れることで、より痩せやすい身体を作ることができます。
point
2
産後のむくみが軽減する
2つ目の理由は、むくみが軽減することです。
産後は筋肉量の低下やホルモンバランスの変化により、水分や塩分が体内に留まりやすくなります。ファスティングを行うことで、体内の余分な物質とともに水分も排出されやすくなるため、産後のむくみの軽減が期待できます。
point
3
腸内環境が改善される
3つ目の理由は、腸内環境が改善されることです。
ファスティングを行うことで、体内の余分な物質が外に出ることで、腸内環境の改善が期待できます。
腸内環境が改善されて善玉菌が増えることで、産後太りの解消が期待できます。
産後ファスティングのやり方

産後ファスティングでは、どのようなやり方がおすすめなのでしょうか?具体的な手順や方法について、詳しく解説します。
1食置き換えファスティング
急激な食事制限は体調に影響を与える可能性があるため、産後すぐの場合は1食置き換えファスティングから始めましょう。1日2食は通常通り摂取できるため、必要な栄養素を確保しやすい方法です。また、赤ちゃんのお世話で不規則になりがちな食生活も、1食だけの置き換えなら継続しやすく、無理なく続けられます。
置き換えパターンの例
朝ごはんを置き換える
カロリー摂取量はあまり減らないが、一番続けやすい
昼ごはんを置き換える
カロリー摂取はそこそこ減るが、日中の作業に影響が出ることも
夜ご飯を置き換える
カロリー摂取量は大きく減るが、空腹に耐え辛い
このような食事の置き換えには、スムージーやお味噌汁、酵素ドリンクなどがおすすめです。
16時間ファスティング
16時間ファスティングは、準備期や復食期をもうける必要はありません。1日以内で手軽にファスティングできるのがメリットです。
スケジュールの例
朝ごはんを食べないパターン
夜20時〜お昼12時までファスティング
(お昼の12時から夜20時までは、好きなものを食べてOK)
夜ご飯を食べないパターン
午後15時〜朝7時までファスティング
(朝の7時から15時までは、好きなものを食べてOK)
また、身体や心への負荷も少ないため、ファスティングを習慣化したい方にもおすすめです。定期的にファスティングをすることで代謝の向上が期待でき、痩せやすい身体づくりに繋がります。
1日ファスティング
”食事を抜く”という行為に慣れてきた方は、1日ファスティングにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
1日ファスティングでは、以下のように「準備期・ファスティング期・復食期」の3つの段階へ分けるのがポイントです。

準備・復食期では、胃に優しいものを食べる必要があります。おかゆや具なし味噌汁、また食物繊維を多く含む食品や発酵食品を取り入れましょう。
ファスティングの詳しいやり方は、以下の記事で解説しています。
ファスティングのやり方を解説!効果や回復食も産後ファスティングの注意点

産後ファスティングする時に注意すべきことは、以下になります。
授乳中は行わない
授乳中にファスティングをすると、赤ちゃんに必要な栄養が渡らなくなる恐れがあります。
そのため、産後ファスティングは授乳期間が終わってから行ってください。
生理中、貧血気味の方は控える
生理中の方に関しても、なるべく行わないようにしましょう。生理中は血液が不足しやすいため、ファスティングにより栄養素が不足し、貧血を引き起こす恐れがあります。医師から貧血気味と言われている方も同様です。
水分やミネラルを補給する
ファスティング中、身体の水分やミネラルが不足することで、頭痛やめまいなどの症状が出る場合があります。
この場合は、以下のように水分やミネラル補給することで改善することができます。
- 梅干しや塩をなめる
- 酵素ドリンクを多めにとる
- 黒糖をなめる
これでも症状が改善しない場合は、直ちにファスティングをやめましょう。必要であれば、かかりつけ医に相談してください。
ファスティング中の水分・ミネラル補給には酵素ドリンクがおすすめ

断食中に水だけでなく、栄養豊富な酵素ドリンクで必要最低限のカロリーとミネラルを摂りながらデトックスを行うことを、ミネラルファスティングといいます。ミネラルファスティングは水のみで行うファスティングに比べ、安全かつ効果的にダイエットできるのが特徴です。酵素を外から取り入れることで、消化酵素に使われるエネルギーを抑えながら、たくさんの栄養を吸収することができます。
初めてファスティングを行う方・慣れていない方には、ミネラル・ビタミンなど1日に必要な栄養素を、最低限のカロリーで補給できるベルタ酵素ドリンクがおすすめです。
ベルタ酵素ドリンクを詳しくみる無理なファスティングは行わない
産後ダイエットは、通常半年から1年ほどかけて理想体重を目指して行います。
「早く元の体型に戻したい!」と、焦って無理のあるファスティングをしてしまうと、体調を崩してしまったりリバウンドに繋がったりしてしまいます。
そのため、ストレスを溜めないように無理なファスティングは行わないようにしましょう。自分の体調や生活スタイルに合わせて、定期的にファスティングを行うことが大切です。
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ファスティングについてさらに詳しく知りたい場合は、ダイエットアドバイザーにご相談ください。
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