知っておきたい!赤ちゃんのあせもの対策と予防法

赤ちゃんのあせもは、季節問わず気をつけておきたい肌トラブルの一つ。毎日のお風呂などで、首や背中にあせもができていないかチェックしましょう。ここでは、赤ちゃんのあせもの症状や対策などをご紹介します。
薬剤師が監修!

BELTA専属 薬剤師
檜山 薫(ひやまかおる)
化粧品の研究開発に3年間従事。その後調剤薬局にて5年間、調剤業務や服薬指導に携わる。
化粧品の研究開発に3年間従事。その後調剤薬局にて5年間、
調剤業務や服薬指導に携わる。
あせもの症状はかゆみのある、小さな赤いツブツブが特徴
頭や首のまわり、背中など、汗をかきやすい部分や汗のたまりやすい部分に、ブツブツとした小さな赤い発疹ができるのが、あせもです。
高熱が続く、高温下で長時間過ごすなどによって発症することもあります。
あせもの原因

汗腺の出口に汗がたまってしまう
汗が分泌される汗腺は全身にあり、夏場や運動後など体温が上昇すると、この汗腺で分泌された汗が汗管を通って排出されます。
しかし、汗に含まれている塩分や肌に付着した空気中のほこりが汗管をふさいでしまうことで、汗がスムーズに排出されなくなり、あせもができてしまいます。
また、体の熱がこもって汗をかきやすい顔・首・ひじの内側は、特にあせもになりやすい部分です。
赤ちゃんは不快感を伝えられない
大人は自分で汗ををふいたり、不快感を伝えたりできますが、赤ちゃんは自分で汗をふくことも、言葉で伝えることもできません。また、暑くても服の調節を自分でする事もできません。そのため、あせもの症状が出るまで気づきにくいのです。
冬でも要注意!

冬は特に部屋を暖め過ぎたり、赤ちゃんに風邪を引かせないよう厚着させてしまいがちです。冬でも暖かい場所に移動した時や体を動かした時などは、赤ちゃんの服を調節してあげましょう!
赤ちゃんにあせもができやすい理由
赤ちゃんは大人の2〜3倍も汗っかき!

大人も子どもも汗を分泌する汗腺の数が同じなので、体が小さいほど汗腺の密度が高く、多量の汗が出ます。さらに、赤ちゃんや子供は新陳代謝が活発で体温が高いため、少し動いただけで汗びっしょりなんてことも。
赤ちゃんの皮膚は薄くてデリケート
大人に比べて皮膚が薄くてデリケートなため、汚れや汗の成分による刺激に弱く、肌トラブルを起こしやすいです。赤ちゃんや子どもの場合、軽度のあせもでも肌が赤くなったり、かゆくなったりして違和感を覚え、患部を掻き壊してしまって悪化させやすいのも特徴です。
あせもになってしまった時の対処法は?

肌を清潔に保ち、保湿をする
あせもは、「汗管が詰まること」が原因で発生するので、シャワーや入浴でしっかり汗を流し、肌を清潔に保ちましょう。
また、洗ったあとはしっかり保湿をし、デリケートな赤ちゃんの肌を守りましょう。こういった基本的なホームケアで、通常のあせもなら数日で良くなることが多いです。
掻きむしらないように注意する
あせもを掻きむしるとかゆみが増し、皮膚に細菌が入り込んで感染症にかかるリスクが高まります。かゆみを我慢できない様子が見られたら、患部を濡れタオルやタオルに包んだ保冷剤などで冷やし、かゆみを抑えてあげましょう。それでも掻きむしってしまうようでしたら、爪を切ったりミトンをつけて皮膚を傷つけないよう注意してください。
ホームケアで治らなかったら病院へ
一度治ったにもかかわらず、同じような症状を繰り返す場合は、アトピーなど別の病気の場合もあります。同じような症状を繰り返したり、悪化している時は、小児科や皮膚科を受診しましょう。
あせもの予防と対策
汗をかいたままにしない

汗をかいたら、ぬれたガーゼやタオルなどでこまめにふき取ったり、着替えさせたりしましょう。汗をそのまま放置せず、肌を清潔にすることが一番の対処法です。
着替え・おむつ替えはこまめに
衣類やおむつはこまめに取り換えてあげましょう。赤ちゃんの場合、首やわき、ひじの内側、ひざの裏側などが皮膚がこすれて蒸れやすい部位です。おむつをつけているウエストギャザー部分もあせもができやすいので、特に蒸し暑い日は早めにおもつ交換をしてあげてください。
衣類は通気性がよく柔らかい素材を

赤ちゃんの服は、通気性・吸湿性の良い素材を選ぶことが大切です。綿100%の肌着などがおすすめです。
夏場はロンパースのような熱がこもりやすい服装はできるだけ避けましょう。また、ノースリーブよりも袖がある方が、汗を吸い取りやすいです。紫外線を防ぐという意味でも、袖がある服装がおすすめです。
室内の温度・湿度を調節する
首周りや背中など、汗をかきやすい場所はガーゼでこまめに拭くようにしましょう。寝ている時は汗をかきやすい背中にガーゼを入れてあげてもよいですね。
また、エアコンも使い、室内の温度・湿度を調節しましょう。湿度の目安は40%~60%です。気温の目安は、夏は26〜28度・冬は20〜22度程度です。
夏は特にシャワーや水遊びを
夏場なら1日に数回、シャワーでサッと体を洗い流すのも効果的です。ただし、石けんを使うのは1日1回でOK。石けんは汚れだけでなく、皮脂も落としてしまうので洗いすぎはNGです。
赤ちゃんにおすすめのベビーソープは?保湿ケア

赤ちゃんの肌は薄く乾燥しやすいので、入浴やシャワー後などは特に、ベビーローションなどで保湿を必ずしましょう。
また、赤ちゃんの肌は大人の約半分の薄さでバリア機能も未発達です。バリア機能を補強してあげると、かぶれにくくなり、予防になります。バリア機能は鍛えるものではなく、守ってあげることが大切です。ベビーローションなど保湿剤で補強し、トラブルを起こしにくい肌にしましょう!
汗をかくことも必要です!

あせもの原因は汗ですが、汗をかくのは体温を調節するための大切なメカニズム。「汗をかかせないように」と必死になるのではなく、”かいたあとのケア”をしっかり行うことが重要です!!
赤ちゃんのあせもや薬についてお困りの方をBELTAがサポート!
どんなことを相談できるの?
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あせもに効く市販薬は?
そこまで症状がひどくないので、薬局・ドラッグストアで薬を購入したいのですが、どんなものを選べば良いですか?
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ヒルドイドでも効果がありますか?
ヘパリン類似物質のヒルロイドのクリームがあるのですが、あせもにも使えますか?また、ワセリンなども効果があるのでしょうか。
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ロコイドはステロイド剤を含んでいるので心配です。
症状が軽度の場合はロコイドは控えた方が良いのでしょうか。
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BELTAでは、BELTA専属の専門家や育児経験のあるスタッフが多数在籍しています。育児のことなどお困りのことがあれば一人で悩まずBELTAにご相談ください!

赤ちゃんの肌トラブル予防の基本は「清潔」と「保湿」!

赤ちゃんの肌トラブル予防・スキンケアの基本は「清潔」と「保湿」です。毎日のお風呂で、頭や首のまわり、背中など、汗をかきやすい部分もよく洗い、清潔に保ちましょう。
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