保育園でのSDGs教育
「取り組んでほしい」と思う親90.8%

その他
持続可能な目標として国連が2030年までに達成するべき目標として掲げている「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals/SDGs)」。
昨今ではその必要性に対する認知も広がり、積極的に取り組む企業や団体が多くなっています。
女性のライフステージ課題の解決を掲げるBELTAでは、SDGsの目標達成に向けて様々な取り組みを展開しています。
取り組みの一つとして、子どもたちが日々の生活の中で、物を大切にする意識を育めるよう保育園と共同で、不要品回収の取り組みや出張授業を行っています。

BELTAでは保育園への出張授業を実施しています(写真はイメージ)
そこで、今回BELTAでは5歳以下の子どもを育てている親を対象に「子どもに向けたSDGs教育」についてアンケートを行い、親が子どもへのSDGs教育や保育園での教育についてどのように考えているのかを聞いてみました。
【調査概要】
・SDGsについては99.3%の親が知っている
・95.7%の親は、子どもにSDGsに興味・関心を持って生活してほしいと思っている
・保育園選びにおいて「SDGsに関連した取り組みの有無」を見る親は44.7%
・子どもが通う保育園でSDGsに関連した取り組みを行ってほしいと思う親は90.8%
・保育園でのSDGs教育・取り組みに求める項目第1位は「食材を大切にする取り組み」、第2位は「物を大切にする取り組み」
子どもにSDGsに興味を持ってほしいと思う親は95.7%

SDGsという言葉や意味の認知度を聞いたところ、全員がその言葉については聞いたことがあり、また82.3%の人が「言葉も意味も知っている」と回答しました。

子どもにSDGsに興味・関心を持って生活してほしいと回答した人は全体の95.7%にのぼりました。
SDGsに対する認知は広がっており、また自身だけでなく子どもにも関心を持って生活をしてほしいと思う親も多くいることがわかります。
園選びの判断基準の一つに「SDGs教育・取り組みの実施有無」あり

保育園選びの際に、SDGsに基づいた取り組みや教育の実施を判断材料の一つとして見ている人は、全体の44.7%と半数近くいました。

子どもが通う保育園でSDGsに基づいた取り組みや教育を行ってほしいと回答した人は全体の90.8%いました。

SDGsに関連する取り組みとして、子どもが通う保育園に行ってほしいこととして最も多かったのが「食事や食材を大切にする取り組み(85.8%)」、次いで「物や資源を大切にする取り組み(73.0%)」「環境を大切にする取り組み(70.2%)」と続きました。
保育園選びにおいては、保育時間や場所など条件面を見る親も多いといいますが、半数近くの人は「SDGsに関連した取り組みの有無」も判断材料の一つになっているようです。また、保育園での取り組みや教育においてSDGsの要素を取り入れてほしいと思う親も多くいるようです。
「SDGs教育推進」の取り組み事例
今回のアンケートを通して、子どもにSDGsに興味を持ってほしいと思うだけでなく、子どもが通う保育園においてSDGsに関連した取り組みや教育を期待する親も多いことがわかりました。
BELTAでは、子どもたちが早期から生活において「物や地球環境の大切さ」「世界との繋がり」を学べるように、保育園と連携し寄付品回収の取り組みや出張授業を行っています。
2025年3月現在で、不要品回収のボックス設置・導入を行っている保育園は14園あります。
保育園でのボックス設置
BELTAが推進する不要品寄付のプロジェクト「スマイルドナー」の回収ボックスを保育園に設置し、日々の生活で出る不要品(服や用品など)を回収し、東南アジアで必要とする方々に届ける取り組みを行っています。

スマイルドナーボックス設置のポイント!
・子どもたちが「寄付」や「物のリユース」の感覚を身近に学ぶことができる
・送迎時に自宅から不要品を持ってくる保護者も多く、保護者を巻き込んだ取り組みに発展
取り組みによって貢献できるSDGsゴール




出張授業の実施
スマイルドナーボックスを設置した保育園にて、子どもたちに「物や地球環境の大切さ」「世界との繋がり」を伝える出張授業を行っています。(希望のあった保育園にて実施)

出張授業実施のポイント!
・「物や地球を思いやる大切さ」「海外の子供たちとの繋がり」を子どもたちが感じることができる
・実際にプロジェクトの運営に携わる外部講師から、子どもたちが活動に参加しやすいよう「寄付の流れや仕組み」についてわかりやすい説明を受けることができる
取り組みによって貢献できるSDGsゴール


取り組みを共同で実施している保育園様の声
レイモンド鳥越保育園様
身近なところから子どもたちに地球のことや世界のことについて知ってもらい、子どもたちから「こうだと思う」という意見が出たらいいなと思っています。このスマイルドナーの取り組みが、そのきっかけになればいいなと思い、今回この取り組みに参加させていただきました。

スマイルドナーボックス設置のお問い合わせ
2025年3月現在、子どもの教育を目的とした保育園・教育機関へのスマイルドナーのボックス設置や出張授業は無料でお受けしております。
以下のようなお悩みをお抱えの保育園・教育機関ご関係者様、ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。本取り組みについてご説明させていただきます。
不要品寄付のプロジェクト「スマイルドナー」でこのようなお悩みが解決できます
「不用品を手放したいけど捨てるのはもったいない」
「SDGsに関連することを始めたいが、何から始めれば良いのかわからない」
「費用や時間をかけずに保育園や学校でSDGsの取り組みに力を入れたい」
■調査概要
調査期間:2025年1月19日~2月3日実施
調査方法:アンケートフォームでの回答調査
調査対象:BELTAユーザー5歳以下の子どもを持つ男女
調査人数:141名