ラクトフェリンは妊活から授乳中まで効果的

ラクトフェリンという成分はご存じでしょうか?ヨーグルトや乳製品などで見かけることの多い成分のため、“乳酸菌の仲間”くらいのイメージを持たれている方は多いかもしれません。
粉ミルクに含まれている成分ということから授乳中はもちろん、実は妊活時から摂取が効果的と言われている成分で、不妊治療を行うクリニックでもラクトフェリンサプリの摂取を推奨するところもあります。ここではラクトフェリンが妊活から授乳中まで重要な理由を解説したいと思います。
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管理栄養士が監修

BELTA専属 管理栄養士
鳴海 菜々恵
(なるみ ななえ)
ラクトフェリンとは

ラクトフェリンとは赤ちゃんが飲む初乳(出産後2日〜3日に出る母乳)や子宮頚管の粘液に含まれる糖たんぱく質で、鉄分と相性の良い成分です。悪い菌(悪玉菌)を無くし、良い菌(善玉菌)を増やすという大きな役割を持っています。

悪玉菌が成長するには鉄分を必要としますが、ラクトフェリンは鉄と結びつきやすいため、悪玉菌の増殖を防ぐことができます。
ラクトフェリンの効果
ラクトフェリンはその働きから、妊活中から授乳中まで有効な成分です。それぞれのライフステージでの働きは以下の通りです。
妊活中は子宮内フローラを整える

“腸内フローラを整えよう”というフレーズはダイエットや健康においてよく聞くフレーズですが、妊活においては“子宮内フローラを整える”ことが重要だと言われています。
女性の子宮内には「ラクトバチルス」という善玉菌が存在しています。

ラクトバチルスは抗菌物質や乳酸を生成し、ウイルスや感染症から子宮内を守る働きを持っています。ラクトフェリンを摂取することでこのラクトバチルス菌を増やすことができ、子宮内の環境を健康に保ってくれるのです。
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妊娠中は早産予防や鉄分補給に

子宮内で悪玉菌が増えることにより子宮内感染を引き起こし、早産になる原因になることが知られています。そのため、妊活時と同様に子宮内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしてあげることが重要です。
また、妊娠後期からは「鉄欠乏性貧血」にもなりやすく、鉄分が不足しやすい時期でもあります。ラクトフェリンは鉄分と結びつきやすいことから、鉄分の吸収率を高めるといった働きもあるため、妊娠中も引き続き必要な成分です。
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授乳中は赤ちゃんの免疫力アップに

ラクトフェリンは高い抗炎症作用を持つため、細菌やウイルスの増殖を抑える働きがあります。もともと母乳に多く含まれている成分で、免疫力を持たない赤ちゃんを守るのがこのラクトフェリンです。粉ミルクにも含まれているのはそのためです。
また、生まれたばかりの赤ちゃんの腸内に最初に現れる菌は悪玉菌と言われており、善玉菌が存在しません。母乳や粉ミルクを通してラクトフェリンを届け、悪玉菌を抑える役割を持っています。そのため、母乳育児を積極的に行っているママはラクトフェリンの摂取を意識しておくことも大切です。
育児中はストレスやイライラの軽減に

腸内や子宮内を整えるイメージが強いラクトフェリンですが、実はイライラなどストレス軽減作用もあると検証の結果が報告されています。特に出産後は慣れない育児などでストレスが溜まりがち。精神的に不安定になるとマタニティブルーや産後うつといった症状も引き起こすため注意が必要です。
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ラクトフェリンは熱に弱いため食品からは補いにくい
ラクトフェリンは加熱していない牛乳やナチュラルチーズに含まれています。ただし、ラクトフェリンは熱や酸に弱いという特徴があります。
スーパーやコンビニで売られている乳製品は殆ど加熱がされている状態であり、仮に加熱していない牛乳やチーズだったとしても大人の体の場合は胃酸で分解されてしまいます。そのため、ラクトフェリンは通常の食事では補いにくい成分なのです。

妊活中・妊娠中・産後の食事を管理栄養士が無料でサポート

ラクトフェリンの効果や、ラクトフェリンを含むサプリメントについてさらに詳しく知りたい場合は、管理栄養士にご相談ください。
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