閉経はいつごろ
やってくる?
人生の変わりめ期を
乗り越える方法

考える女性

閉経はいつごろやってくるのか、
不安に感じている方はいませんか?
閉経や、それにともなう更年期の症状は
女性にとって避けられない出来事です。
個人差はあるものの年を重ねたぶん
身体は変化しており、閉経を迎えてからも
身体や心の不調が続く場合があります。
この記事では、閉経時期や心身の変化を
乗り越える方法をご紹介します。
人生の変わりめ期を迎えている方は
ぜひ参考にしてください。

閉経とは

「閉経」とは月経が完全に停止することです。加齢によって卵巣からの女性ホルモンの分泌が停止することで起こります。
医学的には自然の状態で1年以上月経がなければ「閉経」と診断されます。

日本人の平均的な閉経年齢は50.5歳

子宮の模型と手

日本人の平均的な閉経年齢は50.5歳ですが、個人差が大きく、40代で閉経する人や55歳以降も月経が続く人もいます。
そのため、閉経がいつごろくるのか、正確には分かりません。月経が来なくなってから12カ月が経ったときに、初めて閉経が分かるのです。

閉経にともなう不調

更年期と呼ばれる閉経前後の約10年間は、女性ホルモンの分泌が減ることで、さまざまな不調があらわれます。
悩むあまり、向き合いたくない方もいるかもしれません。しかし不調を把握して対処するように習慣づけると、心も身体もずっと楽になります。

変わりめ期に心がけたい
3つの「ない」

40〜50代の女性は変わりめ期を迎えています。更年期症状にともなう心身の不調を感じているにも関わらず、対処していない人は77.8%にも上ります。(レジリエンスビュティー調べ)
不調に対して対処しようとすると「やることが増える」「頑張らなきゃいけない」と感じる方も多いのではないでしょうか。そこで変わりめ期に心がけたい3つの「ない」を紹介します。

頑張り過ぎない

1つめの「ない」は「頑張り過ぎない」です。
40〜50代の女性は「頑張る」「自身を高 めていく」姿勢が身についています。仕事や家事をするうえで、今までは必要な姿勢だったかもしれません。
ですが、変わりめ期は心も身体も思うようにいきません。今まで尽くしてきた力の5〜6割のパワーを出せれば十分だと考えましょう。

食事は作らずに買う、家事ができない日があってもクヨクヨしないなど、自身が対応できる範囲を決めて楽に過ごせるようにしましょう。

スマホで食事を頼む女性

自分を否定しない

2つ目の「ない」は「自分を否定しない」です。
更年期のイライラで誰かに八つ当たりのような態度を取ってしまったり、仕事のパフォーマンスが落ちたりすると気持ちも落ち込みます。
そんなときに大切なのは自分を否定しないことです。
起きてしまったことを振り返って次に活かす姿勢は大切ですが、自分自身を否定し、なぜあんなことをしてしまったのだろうと考えるのはやめましょう。

変わりめ期である自身を受け入れ、否定しそうになったら「まあ、いいか」と唱えるようにしましょう。

クッションを抱えて悩む女性

こだわりすぎない

3つ目の「ない」は「こだわりすぎない」です。
仕事や家事に誇りを持って「こういうふうにしたい」と理想を持つのは大切です。しかし、その通りに進まなかったときに最初に考えた理想にこだわると苦しくなってしまいます。

変わりめ期は心も身体も揺れ動く時期です。
理想通りいかないのも「まあ、いいか」と思えるようになると肩の力が抜けるでしょう。

イライラしたり不安を感じたりしたら、深呼吸しながら「まあ、いいか」と口に出し、気持ちを落ち着けてください。

笑顔の女性

まとめ

閉経はいつやってくるのか分かりません。しかし、症状が更年期の症状が表れ始めたときに敏感に察知できれば、閉経までに心と身体のバランスを上手に保って過ごせるでしょう。
そのようなとき、3つの「ない」を思い出してください。これまで頑張ってきたからこそ、今は調整の時期だととらえてペースダウンすることもある自身を受け入れられると、力が抜けてずっと楽になるでしょう。

閉経のお悩みは看護師に相談を

閉経の時期や閉経にともなう不調ついてさらに詳しく知りたい場合は、看護師にご相談ください。
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