これまで1万人以上の
現役パパママのお悩みを解決!
私らしい子育ての見つけ方講座

子育て

1万人のパパママのお悩み解決の経験から生まれたプログラム「親のがっこう」代表の上条厚子様にご登壇いただき、子育てによるストレス、夫婦の在り方など、「私らしい子育て」のために必要な視点をテーマにお話しいただきました。
当日は、上条様の子育て体験や乗り越え方をお話いただいたり、ご参加頂いた方からのご質問にお答えいただいたりと、とてもアットホームな雰囲気でした!
本レポートでは当日お話頂いた内容を抜粋して、イベントの内容をご紹介します。

登壇者紹介

上条厚子先生
ライフバランス株式会社 代表
ライフバランス株式会社 代表
上条 厚子
2児の母。 名古屋市から子育て支援拠点を受託。現在、家庭教育推進委員会に従事し、子育てイベント講師として国連行事や教育委員会主催の講座へ登壇。これまで1万人以上のパパママのお悩み解決の経験から、オンライン講座「親のがっこう」を開始。NHK・日経新聞・毎日新聞・たまひよ・VERY WEB 等メディア掲載多数。
親のがっこうHP:https://www.oyanogakkou.jp/

2児の母。 名古屋市から子育て支援拠点を受託。現在、家庭教育推進委員会に従事し、子育てイベント講師として国連行事や教育委員会主催の講座へ登壇。これまで1万人以上のパパママのお悩み解決の経験から、オンライン講座「親のがっこう」を開始。NHK・日経新聞・毎日新聞・たまひよ・VERY WEB 等メディア掲載多数。
親のがっこうHP:https://www.oyanogakkou.jp/

二極化する産後の夫婦の関係

夫婦2人の気持ちが1つの状態でスタートしている第一子妊娠中は、「これから生まれてくる赤ちゃん楽しみだね」と、心が二人三脚の状態です。しかし、出産後の夫婦の関係性は「絆ができる夫婦」と「溝ができる夫婦」の二極化傾向にあります。

「絆ルート」と「溝ルート」

「親のがっこう」では、夫婦揃って子育てを楽しむ様子や子供が巣立った後の仲睦まじい関係の夫婦生活を「絆ルート」、夫婦の対立や関係性に溝がある夫婦生活を「溝ルート」と呼んでいます。

子育てが始まると楽しいことばかりではありません。心が二人三脚でスタートした妊娠中ですが、想像以上に大変な子育てに対し、夫婦の関係性が少し傾き始めます。 この時、夫婦の頭の中では、
「関係性がちょっと変わってきたけど、子供が大きくなれば解決する」
「時間が解決してくれるんじゃないか」
と思いがちです。

しかし、産後の二極化問題は、子供の成長や時間では解決することができないということが分かっています。「絆ルート」に進むか、「溝ルート」に進むかは、出産直後にどのような知識を持ち、アクションしていくかによって、夫婦が還暦になった時の関係性に大きく影響しています。

溝ができる原因

溝ルートに陥ってしまう最大の原因は、「初めての子育てにお互いの心の余裕がなくなること」です。ママが育休を取得した場合、24時間赤ちゃんと一緒に過ごす子育て主担当のママと、仕事にいくパパとの、赤ちゃんと過ごす時間の格差が要因と言われています。

「今泣いたのは数時間前にミルクあげたからおむつかな」
「このタイミングで泣くのは眠いのかな」
と、主担当で子育てをしているママは、喋れない赤ちゃんに対し、24時間察し続ける思考を使って子育てをしています。そのため、ママがパパに「言わなくても察して動いてほしい」というミスコミュニケーションが生まれてしまいます。

この「察してよ問題」が長期化すると、ママがパパを諦めてしまうということが起きがちです。日々の不満を打ち明けず、胸の内の気持ちを抑え始めたら溝ルートに陥る黄色信号なので注意が必要です。

「私らしい子育て」のために必要な
3つのポイント

それでは、夫婦の絆を育んでいくにはどうしたら良いのでしょうか。

「肉体的に本当に寝れないってこんなにしんどいんだ」
「夜泣き終わったら、イヤイヤ期これか・・・。」
など、子供の成長とともに子育ての悩みは変わり続けていくものです。そのため、イライラやモヤモヤする時の根本的な原因を知り、そこに正しくアプローチしていくことが、夫婦の絆を育んでいく上でとても大切なのです。

以下では、「私らしい子育て」に必要な3つのポイントをご紹介します。

「私」と「わたしたち」の2つの視点を意識的に持つ

「親のがっこう」では、夫婦揃って子育てを楽しむ様子や子供が巣立った後の仲睦まじい関係の夫婦生活を「絆ルート」、夫婦の対立や関係性に溝がある夫婦生活を「溝ルート」と呼んでいます。

1つ目は、意識的に「私」と「わたしたち」を別々に分けて考えることです。
ここでいう「私と」は、1人の人間としての自分、「わたしたち」とは、ママ・妻など家族の中での役割を指します。

無意識でいる時、「私+わたしたち」ではなく、「結婚して妻になり、出産して母になる」のような形で、1人の人間が上書きされていくように、「私→わたしたち」という考え方に陥りやすいと言われています。

ここで大切なことは「わたしたち≠同じ船にのる」ではなく、「わたしたち=別々の船に乗って同じ方向へ進む」というイメージを持ち、家族で目的地(家族の理想像や家族の存在意義)を共有することです。

「どんな家族でいたいか」「どんな存在でいたいか」を話し合うことで、夫婦の関係や役割分担が円滑に進み、家族の絆も深まるでしょう。
「家族と自分の人生は別々の船に乗っている」という考え方は、私らしい子育てはもちろん、子供の自己肯定感や自分でやりたいことを成し遂げる力を育む上でも重要です。

心が幸福感や充実感で溢れている状態を作る

2つ目は、「私」の時間を確保し、自分の心を満たすことです。

人の心の仕組みは、心理学において「シャンパンタワーのようで、自分の心のコップを満たすと、満タンを超えた時に、周囲に見返りを求めない利他の愛を初めて注ぐことができる」と言われています。そのため、「私」というコップが満たされていることが重要です。

ママパパが家族に注ぐ側になった家庭の中で、心のコップが満タンになった子供は、社会に出てから、自己の利益だけを追求するのではなく、自分も満足し、相手にも貢献できるようになっていきます。

子育ては、約20年間続いていく長距離マラソンのようなものです。「子供のため、家族のため」と自己犠牲で何かをやり続けるのは難しいものです。「夫より少し高いアイスを食べる」「リフレッシュする時間を作る」など、心が満たされていくような工夫をしながら自分のご機嫌を取っていきましょう。

無意識の思い込みがあることを認識する

3つ目は、無意識の思い込みがあることを認識することです。

自分の時間を確保することが大切といっても、「お母さんなんだから限度がある」と感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、自分自身が12歳までにどのような環境で育てられてきたのかによって、「お母さんなんだから」のボーダーラインが決まると言われています。

「お母さんなんだから」というボーダーラインがあると、「私」の時間を取ることに対する罪悪感を感じやすいです。世界の中でも日本は、男女の役割への思い込み(ジェンダーバイアス)が強いと言われています。

無意識的にママになって諦めていることありませんか?

「人と比べて親としてちゃんとできていないな」
「子供に怒りすぎたな」
とかネガティブな感情が湧くこともあるでしょう。しかし、私らしい子育てで大切なのは、ママとして子供に「愛されて生まれてきたんだよ」と伝えることです。自分達が無意識に持っている思い込みを認識することも、私らしい子育てに向けた大きな1歩と言えるでしょう。

「私らしい子育て」の初めの第一歩とは

ありのままの自分で何も諦めなくても良いとしたら、どんな人生を送っていきたいですか? 「私」としてキャリアを今後どうしていくか、どんな人生にしていくか、自分の心にしか答えはありません。自分の本音を知るということから始めてみてください。 少し周りに頼ってみたり、一つ手放して自分の心を満たすアクションをしてみてください。

私らしさを見つけて幸せになること、それが家族全員が幸せになる初めの第一歩になります。

BELTAでは、ライフステージの変化によって生まれる不安や疑問を笑顔に変えられるように、資格を持った専門家やプロフェッショナルが実施したイベントをレポートとしてお届けしています。本日共有した内容が、皆様の参考になれば幸いです。

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