子育ての孤独と繰り返す流産
夫との関係悪化…
うつ病手前の産後クライシスで
どん底にいた私を救ったのは?
正しい産後ケアとパートナーシップ支援
INTERVIEW
インタビュー
二度の流産と
孤独を乗り越えて
私が広めたい
産後ケア
一人目出産後、
塞ぎ込む毎日の中で経験した
二度の流産
私が第一子を出産したのは二十八歳の時でした。仲間内では出産が早いほうで、気軽に話せる人が少なく、孤独を感じる日々でした。
近所のコミュニティにも参加しましたが、話題は子どものことが中心で、親同士の名前や詳しいことを知らないまま年末を迎えました。
年賀状を書こうとして、ママ友の下の名前を知らない自分に愕然としたのを覚えています。
子どものことは知っていても、お互いのことは知らないのかと思うと、なんとも言えない寂しさがこみ上げてきました。
もともとホテル業界にいた私は、人と出会うことが好きで、生きがいにもなっていました。
ですが、出産を機に人と会う機会が減り、孤独感を強く感じるようになりました。
さらに追い打ちをかけるように、産後二度の流産を経験しました。
一人目を希望通りに授かれたことで「二人目もすぐに」と思い込んでいたぶん、妊娠しても命が育たないことが続き、とても辛かったです。
産後は体調が優れず、毎月のように風邪をひいて病院通い。
「元気」とはいえない自分を責める日々が続きました。
「誰と子育てしてるんだろう?」
伝えられなかった寂しい気持ち
元々夫のことが大好きだった私は「この人となら幸せになれる」と思っていましたし、子どもが生まれたらさらに幸せが増すと思っていました。
ですが、産後の忙しさや体調不良の中で、次第に夫への気持ちが薄れてしまったのです。
当時、夫は仕事が忙しく、育児に関わる時間をなかなか取れない状況でした。
「頑張って働いてくれている夫に、これ以上負担をかけてはいけない。」そんな思いから、大変な時に頼るのは夫ではなく、実家の両親ばかり。
それは、とてもありがたい一方で、月日が経つにつれ、ふと「私は誰と子育てをしているんだろう?」と感じるようになりました。
振り返ると、これらの状況は自分自身が作り出していた部分もあったと思います。
夫は優しく、私に何かを責めたり言ってきたりする人ではありませんでした。
それでも、当時の私は夫に対して愚痴や責める気持ちしか持てなくなっていました。
一番伝えたかった「寂しい」という思いを言葉にできなかったのが、今振り返ると心残りです。
どん底の私を変えた、
たまたま目にした5分間の番組
産後、どん底にいた私が変わるきっかけとなったのは、たまたま目にした5分間のテレビ番組でした。
子どもの寝かしつけが早く終わった日で、ほんの5分ほどのコーナーに「マドレボニータ」のインストラクターが登場していたんです。
その姿を見た瞬間、「これだ!」と思い、「マドレボニータ」という名前を慌ててメモしました。その夜から毎晩のようにインターネットで調べ、マドレボニータの先生方のブログを読み漁り、どんどん魅了されていきました。
そして翌月には母に娘を預け、名古屋の産後ケア教室に参加しました。
初めての参加時は、岐阜駅の階段を手すりなしで上がることさえ難しいほど身体が衰えていました。でも、4回の教室を終える頃には、軽やかに階段を上がれるようになり、自分の身体の変化に感動しました。
さらに嬉しかったのは、「〇〇ちゃんママ」ではなく、私自身の名前で呼ばれること。
自分の話をして、一緒に参加している方々のお話を聞ける…そんなやりとりが産後の私にとっては新鮮でした。
それまでの二年間、なんとなくモヤモヤしていた気持ちが、その教室で一気に晴れていくのを感じました。
二人目の妊娠・出産で
変わり始めた夫婦関係
改めて、自分の身体と心が健康になると、周囲との関わり方が変わると感じました。
インストラクター養成コースに申し込む際、書類にパートナーと話し合い記入する項目がありました。それが夫と本気で向き合うきっかけとなったのです。
夫は私のやりたいことを応援してくれる人で、このときも後押ししてくれました。その会話を通じて夫に対しても卑屈にならずに、向き合えるようになりました。
二人目を妊娠したときは、一人目の反省を生かし、親に頼らず夫と一緒に子育てをしたいと思いました。出産前には、夫に産後の生活について話し、周りにも協力をお願いして産後一か月休める環境を整えました。
出産後、夫は一週間家でサポートしてくれました。
初めて24時間子育ての現場を見た夫が「しんどいけど、かわいいね」と言ってくれたとき「やっとわかってくれた」と胸が熱くなりました。
それからは育児について夫婦で話す時間が増え、一人目のときには誰にも言えなかった悩みも、二人目の産後には聞いてくれる人がいる、それがとても嬉しかったです。
「産後ケア」の考え方を広め、
夫婦のパートナーシップを
支援したい
私自身、産後うつ手前や産後クライシスといった経験を通じて、産後のケアがいかに大切かを実感しました。
いま取り組んでいるのは、マドレボニータが提唱している「産後ケア」の考え方をもっと世の中に広めることです。
産後ケアという言葉は広がりつつありますが、日本ではまだ「休む」という段階に留まっています。
私たちは「休む」と「社会復帰」の間にリハビリ期間が必要だと考えており、この考え方をもっと啓発していきたいです。
そこで、誰でもオンラインで気軽に参加できる産後ケア講座を、定期開催しています。ここでは、産後の女性がどのような状態なのか、どのようなケアが必要なのかをお伝えしています。
また、現在BELTAと共同で実施している産後ケア教室モデルを広めていきたいです。
初めてBELTAを訪問した際、授乳室があり、都内にこんなに落ち着ける場所があることに驚きました。同時に、「この場所をどれだけの母たちが知っているのだろう?」と感じたのです。企業様とタッグを組むことで、より地域に根ざして、地域の産後の家族が気軽に集える憩いの場を作りたいと思っています。
さらに私自身、パートナーシップで悩んだ経験があるからこそ、同じように「本当は仲良くしたい」「一緒に子育てをしたい」と思いながら、うまく向き合えずに苦しんでいる夫婦の力になりたいと思っています。お互いが望む幸せの形を、一緒に追求していけるような存在になっていきたいです。
——産後の孤独や体調不良、そして夫婦間のすれ違い…どん底の状態からご自身が立ち直るきっかけとなった「産後ケア」の魅力を、同じように悩む誰かのために普及していこうと尽力されている姿がとても感銘を受けました。
過去のおつらかったご経験を乗り越えて、それを一つの原動力として今も勢力的に活動される山本さんとマドレボニータさんの取り組みをこれからも応援しています。
マドレボニータ:
https://www.madrebonita.com/
PROFILE
山本裕子(やまもとひろこ)
1977年生まれ。産後うつや夫婦不和、乳児虐待などの産後を巡る社会問題を解決するために活動するNPO法人マドレボニータの共同代表。大学卒業後ホテル勤務を経て出産。自身が産後に経験した孤立感や産後クライシスをきっかけに、2010年マドレボニータの活動に参画しインストラクターとして活躍。2020年にマドレボニータの共同理事へ就任し、現在では東海地方をはじめ全国における「産後ケア」の概念普及に尽力する。
NPO法人マドレボニータ:
https://www.madrebonita.com/
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