妊活中に頭痛薬は飲んでもいいの?
「妊活中に頭痛薬を飲みたいけど、赤ちゃんへの影響が心配。」
妊活中の方は一度は不安になったことがあるのではないでしょうか?ここでは、不安な方のために妊活中の薬の服用についてお伝えします。
薬剤師が監修
BELTA専属 薬剤師
八角 昌宏
(やすみ まさひろ)
妊活中の頭痛薬が未来の赤ちゃんへ影響する可能性は低い
妊活中に一時的に市販の頭痛薬を飲むことによる赤ちゃんへの影響は、基本的には心配ありません。
特に月経中~排卵までの時期の服薬による妊娠への影響は無いと考えて問題ありません。
妊活中に頭痛薬を使う際に気をつけること
基本的には心配ありませんが、以下に当てはまる場合は気をつけましょう。
妊娠の可能性がある時期
妊娠4週未満の場合、痛み止めなどの市販薬を飲んでいたとしても、基本的には問題ありません。その後妊娠が判明した場合でも、妊娠が順調に経過していれば、薬の影響はなかったと考えて大丈夫です。
一方、妊娠4~7週目は薬の影響を最も受けやすい時期になります。この時期に頭痛薬を飲みたい場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談の上服用すると安心です。
妊娠4週未満の場合、痛み止めなどの市販薬を飲んでいたとしても、基本的には問題ありません。
その後妊娠が判明した場合でも、妊娠が順調に経過していれば、薬の影響はなかったと考えて大丈夫です。
一方、妊娠4~7週目は薬の影響を最も受けやすい時期になります。この時期に頭痛薬を飲みたい場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談の上服用すると安心です。
不妊治療中の場合
不妊治療で使用している薬の副作用で頭痛が起こっている可能性や、使用している薬と頭痛薬との飲み合わせに注意が必要な場合があります。自己判断で服用せず、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。
持病を持っている場合
現在飲んでいる薬との飲み合わせや、薬を飲んでいなくても持病によっては飲める薬と飲めない薬があります。こちらも自己判断で服用せず、かかりつけの医師もしくは薬剤師に相談しましょう。
なるべく薬に頼りたくない時は?
妊活中はできれば頭痛薬に頼りたくない、という気持ちがある方もいらっしゃるかと思います。頭痛薬を飲む前にできる対処法をご紹介いたします。
片頭痛の場合はできるだけ安静にする
片頭痛は光や音などの刺激が加わったり、動くと痛みがひどくなります。頭痛が起きてしまったらできるだけ安静にし、できれば暗い部屋で横になると良いでしょう。痛いところを冷やすのも効果的です。
緊張型頭痛の場合はマッサージやストレッチをする
緊張型頭痛は頭から肩にかけての筋肉の緊張から起こることが多いので、マッサージやストレッチをしてコリをほぐしましょう。痛みを感じる場所を温めて血行を良くすることも効果的です。
漢方薬もオススメ
市販の頭痛薬はその時に起こっている頭痛の症状を抑えるものですが、漢方薬は症状を抑えるだけでなく、体質改善も期待できます。肩こりから来る頭痛には葛根湯、雨の日や低気圧の日に来る頭痛には五苓散などが効果的です。
市販の頭痛薬はその時に起こっている頭痛の症状を抑えるものですが、漢方薬は症状を抑えるだけでなく、体質改善も期待できます。
肩こりから来る頭痛には葛根湯、雨の日や低気圧の日に来る頭痛には五苓散などが効果的です。