本社オフィスにて産後ケア教室を
開催いたしました

BELTAでは、女性のライフステージ課題を解決することを掲げ様々な取り組みを展開しています。
こうした活動の一環として、NPO法人マドレボニータ様と共同で、産後1年未満の方を対象にした産後ケア教室を開催いたしました。

産後ケアにおける課題

最近では「産後ケア」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
日本における社会問題の一つに「産後鬱」がありますが、産後はホルモンバランスの変化や睡眠不足、慣れない育児など…急激な身体や環境変化の中で不調を感じる女性は多くいます。

こうした女性たちが抱える悩みに対して、全国の自治体では産後ケア事業の展開を進めてきました。
一方で、その利用率は10.9%に留まっており、普及にはまだまだ課題がある状態です。

こうした中、産後ケアという言葉が日本で浸透する以前から、産後ケアサービスや産後の母親を対象にした活動を進めてきたNPO法人マドレボニータ(以下マドレボニータ様)という団体があります。

NPO法人マドレボニータ様の活動の幅は様々ですが、産後の母親の実態を明らかにした「産後白書」の書籍発刊や、各地での産後ケア教室開催など勢力的に活動を展開してこられました。

2024年6月よりBELTAでは、マドレボニータ様と共同で、産後1年未満と最もケアが必要とされる母親を対象にした産後ケア教室を共同開催しています。

エクササイズ+対話で
産後母の心身悩みに寄り添う

産後ケア教室では、バランスボールなどを使ったエクササイズなど身体を使うトレーニングだけでなく、参加者同士・講師との対話の時間も設けています。

産後の生活はどうしても「子ども対自分」になりがちで、人とコミュニケーションを取る機会が少なくなってしまいます。
本教室では、同じ境遇の人たちで、今考えていることや悩み、目標などをシェアすることで、少しでもリフレッシュしてもらいたいという想いでプログラムにおける対話の時間を大切にしています。

毎回参加した方からは、ポジティブなお声や反応をいただいておりますが、3回目の開催となる今回も参加した方々より


「帝王切開で出産をしたあと、いつから運動していいのかわからなかったが、この教室が運動をするきっかけになった。産後は一か月検診以外は、自分の体をケアするのにどこかかればいいのかわからなかったからこういう場はありがたいです」

「(産後一番早く参加されている方)少し月齢が先の他の方から話しを聞けるのはうれしいし、心強いと思いました」

「妊娠してから運動で汗をかいたりすることがなかったので、この教室で体の循環がよくなっている感じで気持ちいい。朝から外に出て活動すること自体も気持ちが良かったです」


と前向きな感想をいただきました。

現代においては、少子高齢化や地域コミュニケーションの希薄化が進む中で、子育てをしながら一人で悩みを抱える女性たちもいます。
BELTAでは、今後もマドレボニータ様と共同で、産後の女性たちが心身共に健康でいられるようなサポートを進めてまいります。

※本プロジェクトはBELTAの活動「MIKADUKIプロジェクト」の一環として実施しています。MIKADUKIプロジェクトは、女性を取り巻く社会課題の解決を持続可能なものにするために、非営利団体や一般社団法人などの地域団体の取り組みを広告出稿や共同活動の推進により支援する活動です。

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