保育園で子どもたちへ
「物の大切さ」を
伝える授業を実施いたしました
BELTAでは、不要品を東南アジアへ届ける不要品寄付のプロジェクト「スマイルドナー」を運営しています。
現在、本プロジェクト活動の一環として、保育園にて不要品を集める箱“スマイルドナーボックス”を設置する取り組みを進めています。
今回のレポートでは、ボックス設置をしている保育園にて子ども向けに開催した「物の大切さ」を伝える授業の様子をお伝えします。
子どもが地球や世界を考えるきっかけに
スマイルドナーの活動の一環として行っている保育園での回収ボックス設置。 現在では14園に本活動にご賛同いただき、保育園内でのボックス設置・不要品回収にご協力いただいています。


不要品回収ボックスには、保育園内の活動で出る不要品はもちろん、各家庭で集まった子ども用品が多く寄付されています。
スマイルドナーボックス設置をきっかけに、子どもたちへ「どのような活動に参画しているのか」ということや、その背景にある「物や地球環境の大切さ」や「世界との繋がり」を伝えていきたいという保育園の先生たちの声をきっかけに、保育園での出張授業も開始しています。

授業では、4歳・5歳の子どもを対象に
・自分たちが参加しているスマイルドナーとはどのような取り組みなのか
・物はどのように海外の子どもたちに届けられるか
・海外にはどのような子どもたちがいるのか
・リユースするとはどのようなことなのか、なぜリユースするのか
などを伝えています。
授業では子どもたちに、質問を投げかけるシーンも多くありましたが、前のめりで話を聞きしっかりと受け答えしてくれていました。


出張授業で使用しているスライド(一部抜粋)
自分が使っていたものが
寄付されるまでの過程を体験
さらに、授業の中では「自分たちが使っていた服やおもちゃを届ける=寄付する」ということを体験してもらうため、ボックスに集まった物を一つずつ子どもたちが①畳んで②ダンボールに詰めて③発送するまでを一緒に行います。
「●●ちゃんが来ていたお洋服だ~」
「お友達が使ってくれるから丁寧に畳もうね」
と先生と園児たちでコミュニケーションを取りながら、梱包作業を行います。
さらに、せっかくだしかわいくしたい!ということで、皆でダンボールをデコレーションをしてくれたりと…届ける相手への想いを込めた作業の時間となりました。

「SDGs教育」というと少し堅苦しい印象を受けますが、根底にあるのは「困っている人・未来のために身近にできることをやっていこう」というシンプルな想いです。
こうした想いを園児たちが受け取ってくれればと考え、保育園での取り組みを進めています。
BELTAは、今後も子どもたちの記憶に残り、持続可能な未来づくりに貢献できるような教育にも取り組んでまいります。