プレコン・スポーツパートナー認定制度

プレコン・スポーツパートナー
認定制度とは

株式会社ベルタ（以下ベルタ）は、女性アスリートが「競技とライフステージを両立できる環境」で自分らしく挑戦し続けられる社会を目指しています。その想いから、プレコン・スポーツパートナー認定制度をスタートしました。

この制度に参加するチームは、例えば以下のようなサポートを受けられます。

競技人生の中で、女性アスリートは心と体の変化に直面します。結婚・妊活・キャリア・産後復帰といった人生の選択の時期は、多くの選手にとって「人には言いづらい」「自分では気づけない」「誰にも相談できない」そんな悩みや不安が生まれやすい時期でもあります。

プレコンセプションケアという言葉が広がってきた今、選手やチームが抱える“見えにくい課題”に向き合うことが、より一層大切になっています。「正しい知識」と「必要な体験」を持って競技に向き合うことと、知らずにスポーツに打ち込むことでは、未来の選択肢に大きな違いが生まれます。

フェムテックカンパニーであるベルタは、チームと共に「競技とライフステージの両立」を支える新しいスタンダードを広げていきます。

先輩アスリートたちが残してくれた言葉には、現役時代に抱えた迷いや不安、そして本音が込められています。その経験は、いまの選手たちがより安心して競技を続けるために、チームがこれからの環境づくりを考える大切なヒントとなります。

理想の体型に合わせることがつらくなり、競技が嫌いになりそうだった。

引退後のキャリアや生活設計が見えず、迷いながら競技を続けていた。

食事を抜いたり、体脂肪率ばかりを気にしてしまい、パフォーマンスどころか体調を崩してしまった時期があった

元体操日本代表田中理恵

将来妊娠できるか不安だったけれど、どう準備すればいいかわからなかった。

産後復帰した先輩の事例や、サポート情報がなく、不安のまま引退を選んだ。

月経不順や体調不良であっても "根性で乗り越える"が普通だと思ってた

元女子プロ野球・日本代表小西美加

これらの声は、選手一人の努力だけでは解決できません。チームが環境を整え、未来を選べる選手を増やすことが、次の世代の競技力を支えると私たちは考えます。

プレコン（プレコンセプションケア）は、若い男女が将来のライフプランを意識しながら、毎日の生活や健康習慣を見直す取り組みです。次世代を担う子どもの健康にもつながるとして、近年、幅広い世代から注目されています。

もともとは2012年に世界保健機関（WHO）が提唱した概念で、日本でも「妊娠や不妊に関する知識を深め、自分の健康に主体的に向き合う活動」として広がっています。妊娠を考える人だけでなく、将来を見据えた若い世代も対象に含まれる点が特徴です。

厚生労働省やこども家庭庁も普及を推進しており、「妊娠準備」だけでなく「自分らしい人生を選び健康に生きるための基盤づくり」として位置づけられています。具体的な内容は、栄養・睡眠・運動の習慣を整えることや、タバコやお酒の見直し、感染症予防、心のケアなど、日常の中で誰でも取り組めることばかりです。

プレコンセプションケアは「未来の健康を守るための生活習慣づくり」と言えます。

国内の競技リーグで継続的に活動している女性アスリートチーム・団体

※プロ／主要リーグ／実業団／セミプロなど、競技として公式戦に参加しているチーム