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ベビーカーのおすすめは?タイプ別の選び方と後悔しないコツを助産師が解説

ベビーカーを確認する夫婦

「ベビーカー、そろそろ選ばなきゃ。でも、種類もブランドも多すぎて、どれがいいの……」「A型は5万円以上もするのに、合わなかったらどうしよう」——出産準備でベビーカーを調べ始めると、たいていの方がここでつまずきます。

押し心地や重さ、たたみやすさは、実際に使ってみないと分からないものばかり。安い買い物ではないからこそ、「失敗したくない」という気持ちも大きくなりますよね。

この記事では、助産師の視点も交えながら、ベビーカーのおすすめを"ランキング"ではなく、わが家に合う1台の「選び方」から、後悔しないコツ、まず試すレンタル活用まで、やさしく整理します。

この記事でわかること

・A型・B型・AB型のちがいと、向いている人
・後悔しないために見ておきたい、選び方のポイント
・タイプ別に人気のベビーカー
・高い買い物で失敗しないための、かしこい方法

助産師が監修

BELTA専属助産師の顔写真

BELTA専属 助産師
立谷 紗耶華 (たちや さやか)

ベビーカーは「高いのに、相性が読めない」。だから選び方が肝心

ベビーカーで赤ちゃんにご飯を食べさせるママ

ベビーカーは、A型なら5万円以上することもある大きな買い物。それなのに、押し心地や重さ、たたみやすさといった"相性"は、実際に使ってみないと分からないアイテムです。だからこそ、たくさんのモデルをいきなり見比べる前に、選び方の軸を持っておくことが肝心です。

まず持っておきたいのは、「いつから使うか」「どこで使うか」という2つの軸です。新生児期から使いたいのか、腰がすわってからで十分なのか。毎日の買い物や散歩で使うのか、電車移動が多いのか、車に積むことが多いのか。ここがはっきりすると、種類の多さに圧倒されずにすみ、自分に必要なタイプがぐっと絞れて、迷いが小さくなります。おすすめのモデルを探すのは、そのあとで大丈夫ですよ。

まずはタイプから。A型・B型・AB型のちがい

A型・B型・AB型ベビーカーの比較

ベビーカーは大きく3つのタイプに分かれます。どれが合うかは、使い始めたい時期で決まります。

タイプ 使える時期の目安 特徴・向いている人
A型 生後1か月ごろ〜(新生児から) 背もたれが深く倒れ、ねんねの時期から使える。安定感がある一方、車体は重め。新生児期からしっかり使いたい方に
B型 生後7か月ごろ〜(腰すわり後) 軽くてコンパクト、たたみやすい。電車移動や2台目に。腰がすわってからのお出かけに
AB型 生後1か月ごろ〜 A型の機能を保ちつつ軽量化。新生児から1台で長く使いたい方に

いちばんシンプルな目安は、「新生児から使うならA型(またはAB型)」「腰がすわってからの軽さ重視ならB型」。多くのご家庭が、新生児期はA型、活発に動き出したら軽いB型、というように使い分けています。

出典: ナイスベビー「A型ベビーカーとは?」(2026年7月確認)

後悔しないために見ておきたい、選び方のポイント

ベビーカーのポイントを確認するパパ

タイプが決まったら、次は細かな使い勝手を見ていきます。毎日のことだからこそ、ここが満足度を大きく左右します。とくに見ておきたいのは、次の5つです。

重さ

玄関での出し入れや、階段・電車での持ち上げに直結します。軽量モデルは扱いやすい一方、走行の安定感は車体が重めのほうが上、という傾向も。普段の移動手段に合わせて選ぶと、毎日の負担がぐっと変わります。

折りたたみやすさ・収納サイズ

片手でたためるか、たたんだときに自立するか。玄関や車のトランクに収まるかも、置き場所をイメージして確かめておくと安心です。出し入れの多い方ほど、ここは妥協しないほうが快適です。

走行性(タイヤ)

タイヤが大きく、サスペンションがあるものは段差や砂利道に強く、振動が伝わりにくいです。お散歩コースに段差や踏切が多い方は、とくに重視したいポイントですよ。

対面・背面の切り替え

赤ちゃんの顔を見られる対面と、景色を見せられる背面。切り替えられるモデルなら、月齢や場面に合わせて使い分けられます。新生児期は対面で様子を見たい、という方に向いています。

シートの高さ

座面が高めのハイシートは、地面の照り返しやホコリを避けやすく、抱き上げるときの腰の負担もやわらぎます。夏のアスファルトの熱が気になる方にもおすすめです。

すべてを満たす完璧な1台は、なかなかありません。「わが家の暮らしで、どれを優先したいか」で選ぶのが、後悔しないコツです。

タイプ別に見る、おすすめのベビーカー

ここからは、代表的な人気モデルをタイプ別にご紹介します。ランキングではなく、選び方の参考としてご覧ください。気になるモデルは、最新の仕様や価格を公式サイトでも確かめてくださいね。

A型・AB型(新生児からしっかり使いたい方に)

オプティア(アップリカ)

アップリカ オプティア

両対面で使えるA型。振動を吸収するクッションと大きめのタイヤで、新生児期のデリケートな時期も安定した乗り心地です。座面が高めのハイシートで、地面の熱やホコリからも遠ざけやすいのが魅力です。

メーカー アップリカ
タイプ A型(両対面)
使う時期の目安 生後1か月ごろ〜3歳ごろ
購入金額の目安 約5〜6万円

B型(腰すわり後・軽さ重視の方に)

マジカルエアー(アップリカ)

アップリカ マジカルエアー

軽量B型のロングセラー。シンプルな構造でたたみやすく、手に取りやすい価格帯なのも魅力です。はじめてのB型や、帰省用の2台目にもおすすめです。

メーカー アップリカ
タイプ B型(軽量)
使う時期の目安 生後7か月ごろ(腰すわり後)〜3歳ごろ
購入金額の目安 約1.5〜2万円

三輪・ハイシート系(押し心地・段差重視の方に)

ココ プレミア(エアバギー)

エアバギー ココ プレミア

大きなエアタイヤを備えた三輪タイプ。段差や砂利道でも振動が伝わりにくく、押し心地のなめらかさと安定感が魅力です。坂道や凸凹の多いお散歩コースをよく通る方に向いています。

メーカー エアバギー
タイプ 三輪・A型(フロムバース)
使う時期の目安 生後1か月ごろ〜3歳ごろ
購入金額の目安 約6〜7万円

とはいえ、押し心地や重さといった"相性"は、カタログや写真だけでは分かりにくいもの。気になるモデルが高価で迷うときは、いきなり買う前にレンタルで試してみるのもおすすめです。

※掲載写真はトイサブ!レンタルの商品ページより。購入金額はメーカー・販売店や時期により異なる、2026年7月時点のおおよその目安です。

同じ型でも、値段がこんなに違うのはなぜ?

ベビーカーを持ち上げるママ

人気のモデルを見ていると、同じA型でも5万円ほどのものから11万円近いものまで、価格に大きな幅があることに気づきます。「高いほど良いのかな?」と、かえって迷ってしまいますよね。

価格差の主な理由は、走行性(タイヤやサスペンション)・軽さ・たたみやすさ・衝撃を吸収する作り込みにあります。高価格帯のモデルは、押し心地のなめらかさや段差の越えやすさ、軽量素材などにコストがかけられています。毎日長い距離を押す方ほど、この違いが使い心地の満足度に効いてきます。

反対に、使う場面が週末の買い物や時々の帰省中心なら、シンプルな中価格帯のモデルやB型でも十分に活躍してくれます。値段の高さよりも、「わが家の使うシーンで効く機能があるか」で選ぶのが、後悔しないコツです。判断に迷う高価格帯のモデルこそ、買う前に少しだけ借りて押し心地を確かめてみる、という方法もありますよ。

出典: ピジョン インフォ「ベビーカー選び方ガイド」(2026年7月確認)

何を買うか迷ったらレンタルもおすすめ

ベビーカーをレンタルするイメージ

ここまで見てきても、「結局どれが自分に合うのか、使ってみないと分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ベビーカーは、押し心地・重さ・玄関や車への積みやすさといった"相性"が、カタログだけでは分からないアイテム。しかも5万〜11万円ほどする大きな買い物です。そこでおすすめなのが、いきなり買う前にレンタルで試すという方法です。

  • ・新生児期のA型だけ、使う数か月を借りる
  • ・気になるモデルを試して、納得してから本命を購入する
  • ・里帰り・旅行など、短期間だけ使いたいときに借りる

レンタルなら、初期費用を抑えながら実際の使い心地を確かめられます。借りられるサービスでは、返却のたびに洗浄・除菌・点検を行い、清潔な状態で届くので安心です。たとえばトイサブ!レンタルやベビレンタでは、人気ブランドのA型・B型を必要な期間だけ借りられます。「高い1台で失敗したくない」という方は、まず試してみるのもかしこい選択です。

トイサブ!レンタルのベビーカーレンタルの一覧をみる

ベビレンタのベビーカーレンタル一覧をみる

レンタルと購入、どっちがお得?費用で考えてみる

里帰りでベビーカーを利用する様子

実際にレンタルと購入で、どのくらい差が出るのでしょう。使い方別に目安を整理しました。金額はあくまで一般的な目安で、商品・期間・サービスによって変わります。参考程度にご覧くださいね。

よくある使い方(期間の目安) レンタル費用の目安 購入の目安 浮く料金の目安
新生児期のA型だけ(〜半年ごろ) 約1〜2.5万円 5〜11万円(A型) 約3〜9万円
気になるモデルを試したい(1か月) 約4,000〜8,000円 5〜11万円(A型) 数万円〜
里帰り・旅行など短期だけ(2週間〜1か月) 約4,000〜1万円 5〜11万円 約4〜10万円

ポイントは、ベビーカーは購入価格が高いぶん「短く借りるほどレンタルのお得感が大きい」こと。とくに高価なA型を新生児期だけ、気になる1台をお試しで、という使い方ならレンタルが向いています。反対に、毎日の散歩や買い物で長く使う予定なら、お気に入りを購入して長く使うほうが向いています。

もうひとつ気をつけたいのが送料です。ベビーカーは大きいので、往復の送料が総額に効いてきます。月額制で往復送料込みのサービスもあれば、サイズに応じて送料がかかるサービスもあるので、「レンタル料金+送料」の総額で見比べると失敗がありません。

ベビーカーにまつわる、よくある疑問

最後に、ベビーカー選びでよく聞かれる疑問をまとめました。

ベビーカーはいつから使えますか?

A型・AB型は生後1か月ごろから、B型は腰がすわる生後7か月ごろからが目安です。1か月健診を終えてから使い始める方が多いですよ。

いつまで使いますか?

3歳ごろまで、というご家庭が多めです。多くのモデルは体重15kg前後まで対応していますが、歩けるようになると使う頻度は少しずつ減っていきます。

B型は買い足したほうがいいですか?

必須ではありませんが、活発に歩き出すころには「軽くてさっとたためるB型があると便利」と感じる方が多いです。AB型を1台で使い続ける選び方もあります。

レンタルで試してから購入すると、その分は損になりませんか?

「試してから購入すると、レンタル代のぶん損しそう」と思うかもしれません。でも、ベビレンタやトイサブ!レンタルなら、気に入った商品は、それまでに支払ったレンタル料金を購入価格から差し引いた差額で購入できます。つまり、まずレンタルで試しても、その費用がムダになりません。「気に入ったら差額で購入、合わなければ返す」と考えれば、高い1台選びの失敗をぐっと減らせますよ。

レンタルしたベビーカーは、衛生面が心配です……

赤ちゃんが乗るものだから、清潔さは気になりますよね。主要なレンタルサービスでは、返却のたびに洗浄・除菌を行い、タイヤやベルト、開閉の動きまで1点ずつ点検しています。シート部分も清潔に整えてから届くので、はじめてのレンタルでも安心して使えますよ。

わが家に合う1台を見つけるために

ベビーカーでお散歩するママと赤ちゃん

ベビーカーのおすすめは、ランキングの順位ではなく、「いつから・どこで使うか」というご家庭の暮らしで決まります。まずはタイプを絞り、重さやたたみやすさなど優先したいポイントを見比べてみてください。

そして、高い買い物で迷ったら、まず借りて試してみる。実際に押してみてから選べば、後悔のない1台に出会いやすくなります。お子さまにぴったりのベビーカーが見つかりますように。

まずはトイサブ!レンタルとベビレンタの公式サイトをのぞいて、あなたとお子さまに合う1台を見つけてみてくださいね。

参考: ナイスベビー「A型ベビーカーとは?」(2026年7月確認)。各モデルの仕様・価格、各サービスの料金や対応エリアは公式サイトをご確認ください。