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チャイルドシートはレンタルでもいい?費用・選び方・タクシーの疑問を助産師が解説

チャイルドシートを取り付けるパパ

「うちは普段あんまり車に乗らないのに、数万円もかけるの?」「種類が多すぎて、結局どれを選べばいいの……」——出産準備リストの「チャイルドシート」を前に、こんなふうに手が止まっていませんか。

乳児用に兼用、ISOFIXにジュニアシート。しかも退院の日に車に乗せるならもう必要で、「タクシーのときはどうするんだろう」という疑問もわいてきます。考えることが多くて、ちょっと疲れてしまいますよね。

この記事では、助産師の視点も交えながら、あなたのおうちに合った「購入・レンタル」の決め方から、料金の目安、レンタルできるサービスまで、やさしく整理します。

この記事でわかること

・購入かレンタルかを「乗る頻度」で見極める考え方
・レンタルと購入で、料金はどれくらい違うのか
・タクシーや帰省のときはどうすればいいか
・どこでレンタルできて、何を確認すればいいか

助産師が監修

BELTA専属助産師の顔写真

BELTA専属 助産師
立谷 紗耶華 (たちや さやか)

購入?レンタル?車に乗る頻度で考えてみる

車にチャイルドシートを取り付ける様子

購入かレンタルかで迷ったら、まず思い浮かべてほしいのが、ご家庭の「車との付き合い方」です。ここで、ほとんど答えが見えてきます。

毎日のように車で送り迎えをするなら、購入して長く使うのが向いています。一方で、「マイカーはあるけれど平日は家族が通勤で使っていて、自分が運転するのは週末や帰省のときだけ」「そもそも普段は電車や自転車が中心」——そんなご家庭なら、成長のたびに数万円のシートを購入するより、必要な期間だけレンタルするほうが、ずっと身軽です。

「タクシーのときはどうするの?」という疑問もよく聞きます。実は、タクシーやバスは構造上チャイルドシートの装着が難しいため、使用が免除されています。とはいえ、抱っこのままでは万一のとき危ないのも事実。帰省や旅行で長距離・高速を使うなら、その期間だけレンタルしておくと安心ですよ。

参考: タクシー・バスでの使用義務の免除は道路交通法施行令第26条の3の2にもとづきます(神奈川県警察「チャイルドシートQ&A」)(2026年7月確認)

「うちはたまにしか乗らないかも」と思った方は、レンタルが有力な選択肢になります。そのうえで、チャイルドシートそのものの選び方を見ていきましょう。

チャイルドシートは成長に合わせて2〜3回、購入し直すもの

タイプ別チャイルドシートの比較

「種類が多くて選べない」と感じるのは当然です。チャイルドシートは1台を使い続けるものではなく、赤ちゃんの体格に合わせて2〜3回、購入し直していくのが一般的だから。1台目を選んだと思ったら、次が控えている——これが、出費を悩ましくしている正体です。

生まれたては体を寝かせて守る乳児用、首がすわってからは前向きにも使えるタイプ、大きくなったら座面を上げるジュニアシートへ。ちなみに6歳になるまでは車に乗せるときに使うのが基本のルールですが、その間ずっと同じものではない、というわけです。

タイプ 使う時期の目安 特徴
乳児用(ベビーシート) 新生児〜1歳ごろ 体を寝かせて守る。持ち運べるタイプは寝たまま運べて便利。使う期間は短め
乳児・幼児兼用 新生児/首すわり〜4歳ごろ 0歳から長く使える定番。後ろ向き→前向きに切り替え
ジュニアシート 1〜3歳ごろ〜 座高を上げ、大人のシートベルトを正しく使えるように

今の月齢に合うタイプは、1つか2つに絞れます。なかでも乳児用は、使う時期が短いのに安くはないアイテム。購入しても数か月で次へ……となりがちなので、ここはまさにレンタルの出番です。

レンタルと購入、どっちがお得?費用で考えてみる

レンタルのチャイルドシートを開梱する様子

では、実際にどのくらい差が出るのでしょう。使い方別に目安を整理しました。金額はあくまで一般的な目安で、商品・期間・サービスによって変わります。参考程度にご覧くださいね。

よくある使い方(期間の目安) レンタル費用の目安 購入の目安 浮く料金の目安
退院・里帰りのときだけ(1週間〜1か月) 約4,000〜1万円 2〜5万円 約1〜4万円
新生児用を使う時期だけ(〜1歳ごろ) 約1〜2万円 2〜5万円 約1〜3万円
2台必要な"谷間"だけ(数か月) 約8,000〜1.5万円 2〜5万円 約1〜4万円

たとえば退院の数日だけなら、購入の何分の一かで済むことも。「車に乗るのはこの期間だけ」とはっきりしているほど、レンタルのお得感は大きくなります。

ひとつ気をつけたいのが送料です。レンタル料金が安く見えても、往復の送料を足すと総額が変わることがあります。次のサービスは送料の考え方もそれぞれ違うので、あわせてチェックしてみてください。

目的で選ぶ、チャイルドシートのレンタルおすすめ3社

チャイルドシートを車に取り付けて確認する様子

ここからは、チャイルドシートをレンタルできるおすすめの3社を、基本情報の比較表とあわせてご紹介します。気になるサービスは、ぜひ公式サイトものぞいてみてくださいね。

※料金・送料・対応エリア・レンタル期間は各社公式の掲載情報をもとに2026年7月時点で確認したものです。最新の在庫・料金は各公式サイトでご確認ください。

必要な時期だけ、清潔な1台を使いたいママへ:トイサブ!レンタル

ベビー用品レンタルならトイサブ!レンタル
ベビー用品レンタルならトイサブ!レンタル

おもちゃのサブスク「トイサブ!」が手がけるレンタルサービスで、チャイルドシートのほかベビーカーやベビーベッドなど0〜3歳の育児用品を幅広く扱っています。返却ごとに分解・洗浄・除菌・点検を行い、安全基準を満たした商品を届けてくれるので、「新生児期だけ」「帰省のあいだだけ」と無駄なく使えます。

項目 内容
運営会社 株式会社トラーナ
対応エリア 全国(沖縄・離島を除く/佐川急便でお届け)
受取方法 宅配(佐川急便)
配送料 月額制は往復送料込み(送料無料)/短期スポットの返却送料は利用者負担
支払い方法 クレジットカード/代金引換(ゆうパック・ゆうメール)/銀行振込
レンタル可能期間 最短15日〜(スポット〜長期月額)
申し込み オンライン(無料会員登録後)
その他サービス 返却ごとに分解・洗浄・除菌・点検/SG・PSC認証取得商品/「トイサブ!」ブランドのレンタル

トイサブ!レンタルのチャイルドシートレンタルの一覧をみる

車や使い方に合わせてブランドから選びたいママへ:ベビレンタ

ベビー用品レンタルのベビレンタ【公式】
ベビー用品レンタルのベビレンタ【公式】

取扱点数4,000点以上の品揃えで、人気ブランドの乳児用から兼用タイプまで幅広くそろいます。3日間返品返金保証があるので、「届いてから自分の車に合うか不安」という方も安心。気に入ればそのまま購入もできます。

項目 内容
運営会社 株式会社ベビレンタ
対応エリア 全国(沖縄・離島を除く)
受取方法 宅配
配送料 商品サイズにより変動(1,200〜8,000円程度)
支払い方法 クレジットカード/代金引換/銀行振込
レンタル可能期間 3日間〜
申し込み 利用日の90日前から可能
その他サービス 3日間返品返金保証・安心保証オプション・買取・中古販売・組立サービス

ベビレンタのチャイルドシートレンタル一覧をみる

取り付けや使い方も相談しながら進めたいママへ:愛育ベビー

愛育ベビー
愛育ベビー

首都圏エリアなら自社便での配送に対応し、対面でのサポートが手厚いのが特長です。2か月前から予約できるので、退院日に合わせて余裕をもって用意できます。

項目 内容
運営会社 株式会社愛育ベビー
対応エリア 全国(自社集配は首都圏中心/その他は宅配便。沖縄・島嶼部は大型商品の配送不可)
受取方法 宅配(自社便・宅配便)/店頭受取も可
配送料 自社集配エリア内1,200円(税込)※9,900円以上で無料・返却時600円/エリア外は宅配便(関東2,970円〜 等)
支払い方法 自社集配:代引き・PayPay・d払い/宅配便:代引き・銀行振込(こども商品券取扱店)
レンタル可能期間 商品により異なる(変更は到着後7日以内)※最低期間は商品ページで要確認
申し込み 電話・FAX・Eメール・ネット(予約は2か月前から)
その他サービス 自社便での組立・設置・使い方説明/2か月前から予約可

愛育ベビーのチャイルドシートレンタル一覧をみる

レンタルが向いている人、購入が向いている人

チャイルドシートを確認するママ

ここまでを踏まえて、「うちはレンタルのほうが合っていそう」というケースを具体的に挙げてみます。あてはまるものがあれば、レンタルを前向きに考えてよいサインです。

  • ・退院・里帰りのときだけ使いたい:その期間が終われば、しばらく車に乗せる予定がない
  • ・普段は電車・自転車が中心:自分が運転するのは週末やたまのお出かけくらい
  • ・帰省や旅行で、短期間だけ必要:現地でレンタカーに乗せる、祖父母の車に乗せる
  • ・祖父母の車用に、もう1台ほしい:実家に置いておく2台目として
  • ・上の子の卒業と下の子の誕生がズレたとき:一時的に2台必要になる"谷間"の数か月だけレンタルする

最後の「谷間」は、2人目以降のご家庭でよくあるケースです。上の子が乳児用から幼児用へ移ったあと、下の子が生まれて再び乳児用が必要……でも上の子もまだ幼児用を使っている。その重なる数か月だけ、2台目をレンタルでしのげば、購入による大きな出費を抑えられます。

反対に、毎日のように車で送り迎えをする、きょうだいで長く使う予定がある、というご家庭は、お気に入りの1台を購入して長く使うほうが向いています。「うちは毎日だな」と思ったら、無理にレンタルせず、納得のいく1台を選んでくださいね。

レンタルで後悔しないために。確認したい4つのこと

チャイルドシートのハーネスを確認するママ

「届いたのに、うちの車に付けられなかった」を防ぐために、次の4つだけチェックしておきましょう。

  • 車種・座席への適合:ISOFIX対応かシートベルト固定か。お使いの車(帰省先やレンタカーも)に取り付けられるタイプかを確認。
  • 月齢・体格に合うか:今の体格に合うタイプ(乳児用/兼用/ジュニア)を。合わないと安全性が下がります。
  • 安全基準と取り付け:Eマークやi-Size(UN R129)など国の基準に適合した製品か。「自分で正しく付けられるか不安」なら、対面サポートのあるサービスや、JAF・自治体の取り付け講習を頼るのも手です。
  • 使う期間と返却方法:いつまで必要か、返却は集荷か持ち込みか、延長はできるか。退院や帰省の予定に合わせて段取りを。

迷ったら、各サービスのサポートに「この車に合うのはどれですか?」と相談して大丈夫。プロが一緒に選んでくれますよ。

チャイルドシートのよくある疑問

洗えるカバーのチャイルドシート

最後に、チャイルドシート選びでよく聞かれる疑問をまとめました。

いつまで使う義務がありますか?

法律では、6歳未満の使用が義務づけられています。ただし6歳を過ぎても、身長が140cmくらいになるまでは大人のシートベルトが体に合わず、ジュニアシートを併用したほうが安全とされています。「6歳になったらすぐ不要」ではなく、体格を目安に考えてあげましょう。

後ろ向きは、いつまで続けたほうがいいですか?

新生児期はもちろん、できるだけ長く(少なくとも1歳〜2歳ごろまで)後ろ向きで使うほうが安全とされています。赤ちゃんは頭が重く首が弱いため、後ろ向きのほうが万一のときの負担が小さいからです。前向きへの切り替えを急がず、シートの対応月齢・体重の範囲で長めに使ってあげてください。

参考: 消費者庁「子どもを事故から守る! より安全なチャイルドシートの使用を!」。新安全基準 UN R129(i-Size)では、生後15か月ごろまで後ろ向きが必須とされています(2026年7月確認)

レンタルや中古でも、安全に使えますか?

主要なレンタルでは、国の安全基準に適合し、リコール対象でない商品を、洗浄・点検したうえで届けてくれます。いちばん大切なのは「正しく取り付けること」。取扱説明書どおりに固定し、自分で付けるのが不安なら、対面サポートのあるサービスやJAF・自治体の取り付け講習を頼ると安心です。

里帰りや飛行機のときは、どうすればいいですか?

里帰りや帰省で短期間だけ必要なら、現地でのレンタルや、祖父母の車用の2台目レンタルが便利です。飛行機は、お子さま用の座席を購入し、国土交通省(日本)・ECE・FMVSSなどの認証マークがついたチャイルドシートであれば、機内で使える場合があります。座席の指定やサイズの条件は航空会社ごとに異なるので、利用前にJAL・ANAなど各社の公式情報を確認しておくと安心です。

参考: JAL「機内でのチャイルドシートご使用について」ANA「チャイルドシートについて」(2026年7月確認)

チャイルドシートは「乗る頻度と使う期間」で選べば安心

チャイルドシートを返却する様子

チャイルドシートは赤ちゃんの安全を守る大切なもの。だからこそ気負ってしまいますが、車に乗るのが一時的だったり、新生児期だけ使いたかったりするなら、無理に購入しなくても大丈夫です。

必要な時期に、安全な1台を、必要なぶんだけ。レンタルという選択肢を知っているだけで、費用の負担も、選びきれない不安も、ずいぶん軽くなります。

まずはトイサブ!レンタル・ベビレンタ・愛育ベビーの公式サイトで、お住まいのエリアや車に合うものをのぞいてみてくださいね。

参考: 各サービスの基本情報はベビー用品レンタルおすすめ比較記事(babyrenta.com)および各公式サイトより。料金・補償・対応エリア等は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。