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ベビーベッドはレンタルと購入どっち?費用・選び方を助産師が解説

ベビーベッドを設置する夫婦

「ベビーベッド、大きいし高いのに、使うのは数か月かもしれない……」——出産準備リストを前に、買うべきかどうかで手が止まったことはありませんか。

ベビーベッドは、使う期間が意外と短いのに、置き場所にいちばん困る大きさ。だからこそ、「みんな買ってるし」と勢いで決める前に、“借りる”という選択肢を知っておくと、ぐっと気がラクになります。

この記事では、助産師の視点も交えながら、ベビーベッドを借りる・買うの決め方から、料金の目安、借りられるサービス、確認しておきたいことまで、やさしく整理します。

この記事でわかること

・ベビーベッドが「レンタルと相性がいい」理由
・レンタルと購入で、料金はどれくらい違うのか
・借りられるサービスと、選ぶときのチェックポイント
・衛生面や「気に入ったら買えるか」などのよくある疑問

助産師が監修

BELTA専属助産師の顔写真

BELTA専属 助産師
立谷 紗耶華 (たちや さやか)

ベビーベッドは「短いのに、大きい」

ベビーベッドを準備する女性

まず知っておきたいのが、ベビーベッドならではの“悩ましさ”の正体です。それは、「使う期間が短い」のに「とにかく大きい」という、2つの性質が同時にあること。

国内の標準的なベビーベッドは、0〜24か月ごろまでの使用を想定して作られています。ところが実際は、寝返りを始める生後6か月ごろ、つかまり立ちが始まる8か月ごろを境に卒業するご家庭が多く、使うのは半年前後ということも珍しくありません。

そのうえ、ベビーベッドはベビー用品のなかでもいちばんかさばるアイテム。産後の体で重いパーツを組み立てるのは大変ですし、使い終わったあとも、解体して押し入れにしまうか、粗大ごみとして手放すかでもうひと苦労です。

「数か月しか使わないかもしれないのに、大きくて高くて、置き場所にも処分にも困る」。この“悩ましさ”を、必要な期間だけ借りることで丸ごと解けるのが、レンタルという選び方です。ベビーベッドは、レンタルがいちばんハマるアイテムのひとつと言ってもいいほどなのです。

出典: かしてネッと「ベビーベッドはいつまで使う?」(2026年7月確認)

いつから用意して、いつまで使う?

ベビーベッドでつかまり立ちする赤ちゃん

「短い」とは言っても、具体的にいつから準備して、いつ卒業するのか。ここがイメージできると、借りる・買うの判断がぐっとしやすくなります。

準備は、出産予定日の1か月前までに、組み立てまで済ませておくのがおすすめです。大きくて設置に手間がかかるぶん、早めに置き場所を決めておくと、産後にあわてずにすみます。使い始めは退院した新生児期から。床から離して寝かせられるので、最初のねんねスペースとして活躍します。

卒業の目安は、安全面から決まります。寝返りを始める生後6か月ごろ、つかまり立ちが始まる8か月ごろになると、柵を乗り越える心配が出てくるため、卒業するご家庭が多くなります。「最長で2歳ごろまで使えるけれど、実際は半年〜1年で卒業」というのが、よくあるパターンです。

サイズによっても、使える期間の目安は変わります。

サイズ 内寸の目安 使える期間の目安
標準(レギュラー) 120×70cm 新生児〜2歳ごろ
ミニ 90×60cm 新生児〜生後6〜12か月ごろ

長く使うなら広々とした標準サイズ、置き場所を優先するならコンパクトなミニが基本です。ただし、どちらを選んでも「寝返りやつかまり立ちで早めに卒業」という可能性は残ります。使う期間が読みにくいからこそ、「必要な期間だけ」で調整できるレンタルが向いてくるわけです。

レンタルと購入、料金で比べてみると

届いたベビーベッドを見て喜ぶ夫婦

いちばん気になるのが費用ですよね。使い方別に、目安を整理しました。金額はあくまで一般的な目安で、商品・期間・サービスによって変わります。参考程度にご覧くださいね。

よくある使い方(期間の目安) レンタル費用の目安 購入の目安 浮く料金の目安
里帰り出産のあいだだけ(1〜2か月) 約4,000〜9,000円 1.5〜4万円 約1〜3万円
寝返りで卒業しそう(〜6か月ごろ) 約9,000〜1.8万円 1.5〜4万円 約5,000円〜2万円
標準サイズを長めに(〜1歳ごろ) 約1.5〜2.5万円 2〜4万円 条件により

ポイントは、「使う期間が短いほど、レンタルのお得感が大きい」こと。里帰りの数か月だけ、寝返りまでの半年だけ、とはっきりしているほど、購入の何分の一かで済みます。反対に、きょうだいで長く使い回す予定なら、購入のほうが向いています。

もうひとつ気をつけたいのが送料です。ベビーベッドは大きく重いので、往復の送料が他のベビー用品より高めになりがち。月額制で往復送料込みのサービスもあれば、サイズに応じて送料がかかるサービスもあります。「レンタル料金+送料」の総額で見比べると、失敗がありません。

レンタルが向いている人・買うのが向いている人

ベビーベッドに寝転ぶ赤ちゃんとママ

料金の目安がわかったら、「わが家はどちらだろう」を整理してみましょう。下の表を、判断の目安にしてみてください。

レンタルが向いている人 購入が向いている人
使うのは数か月だけになりそう 長く使う・きょうだいで使い回す予定
里帰り出産のあいだだけ使いたい 上の子やペットがいて、赤ちゃんを守りたい
寝てくれるか分からないので、まず試したい 床のホコリ・ハウスダストが気になる
大きな家具を増やしたくない・処分に困りたくない 腰に負担をかけずお世話したい

ベビーベッドには、赤ちゃんを床のホコリから遠ざけ、上の子やペットから守る“柵のある安全地帯”という役割があります。長く使う予定や、動き回る上の子がいるご家庭では、購入して「あってよかった」という声が多く聞かれます。

一方で、添い寝中心で過ごす予定だったり、置き場所が限られていたりするご家庭では、無理にそろえなくても育てられます。ただし添い寝を選ぶ場合も、赤ちゃんはあおむけで、できれば同じ部屋の別の寝床(硬めの乳児用の敷布団)に寝かせ、まわりに物を置かない——という安全な寝かせ方は変わりません。やわらかい大人用の布団での添い寝は窒息のリスクがあるので、気をつけてあげてくださいね。

そして「必要そうだけど、短い期間だけかも」と迷うなら、まず借りて試すのがいちばん心穏やかな選択です。

参考: こども家庭庁「乳幼児の睡眠環境と安全」(2026年7月確認)

借りる前に確認したい3つのこと

ベビーベッドの安全装置を確認するママ

はじめてのレンタルでも失敗しないよう、申し込み前に見ておきたいポイントを3つにしぼりました。

1つめは、サイズと置き場所。標準・ミニ・ハイタイプ・添い寝タイプなど種類があるので、置きたい場所の寸法をメジャーで測り、扉や生活動線をふさがないかを先に確認しましょう。

2つめは、料金と送料の総額。前の章でも触れたとおり、ベビーベッドは送料が高めになりがち。「月額+往復送料」でいくらになるかを、借りたい期間で計算しておくと安心です。

3つめは、安全性と衛生管理。国の安全基準(SGマークなど)を満たした商品か、返却のたびに洗浄・除菌・点検をしているかをチェックします。主要なサービスはこの点をきちんと公開しているので、はじめてでも安心して選べます。

どこで借りられる?主なサービス

ベビーベッドを組み立てる夫婦

ベビーベッドは、ベビー用品専門のレンタルサービスで借りられます。返却のたびに分解して洗浄・除菌・点検し、清潔に整えてから届けてくれるので、衛生面が心配な方も安心です。

たとえばトイサブ!レンタルは、標準サイズからミニ、添い寝タイプまで、必要な期間だけ借りられます。同じくベビー用品を幅広く扱うベビレンタや、月単位で借りられるダスキンのサービスなどもあり、扱う商品や送料のしくみはサービスごとに違います。数か月だけ使いたいのか、里帰りのあいだだけなのか——使い方に合わせて、料金と送料の総額で見比べてみてください。

トイサブ!レンタルのベビーベッドレンタルの一覧をみる

ベビレンタのベビーベッドレンタルの一覧をみる

ベビーベッドのレンタルでよくある疑問

最後に、ベビーベッドのレンタルでよく聞かれる疑問をまとめました。

レンタルで試してから購入すると、その分は損になりませんか?

「試してから購入すると、レンタル代のぶん損しそう」と思うかもしれません。でも、ベビレンタやトイサブ!レンタルなら、気に入った商品は、それまでに支払ったレンタル料金を購入価格から差し引いた差額で購入できます。まずレンタルで試しても、その費用がムダになりません。「気に入ったら差額で購入、合わなければ返す」と考えれば、安心して試せますよ。

レンタルしたベビーベッドは、衛生面が心配です……

主要なレンタルサービスでは、返却のたびに分解して洗浄・除菌を行い、傷や不具合がないかを1点ずつ点検しています。清潔に整えてから届くので、はじめてのレンタルでも安心して赤ちゃんを寝かせてあげられます。

使わなくなったら、返すだけでいいですか?

はい。購入したベビーベッドは、解体して押し入れにしまうか、自治体の粗大ごみやリサイクルショップで手放すのが一般的で、大きいぶん処分にも手間と費用がかかります。レンタルなら、使い終わったら梱包して返すだけ。「置き場所も処分も気にしたくない」という方には、この身軽さが大きなメリットです。

わが家の暮らしに合わせて、賢く用意を

ベビーベッドで眠る赤ちゃんを見つめる夫婦

ベビーベッドは、「みんな買うから」で決めなくて大丈夫です。使う期間が短いのに大きくて場所を取る、という性質があるからこそ、借りる・買うをわが家の暮らしで選ぶ価値があります。

長く使う・きょうだいで使い回すなら、購入して安全地帯を用意する。数か月だけ・里帰りのあいだだけ・寝てくれるか不安、というなら、レンタルで賢く用意する。大きな買い物だからこそ、肩の力を抜いて、わが家に合う選び方を見つけてくださいね。

まずはトイサブ!レンタルとベビレンタの公式サイトをのぞいて、あなたとお子さまに合う方法を見つけてみてくださいね。

※参考:かしてネッと「ベビーベッドはいつまで使う?」こども家庭庁「乳幼児の睡眠環境と安全」(いずれも2026年7月確認)。各商品の仕様、各サービスの料金や対応エリアは公式サイトをご確認ください。