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妊活・妊娠中のビタミンCの摂取量は?摂りすぎリスクも解説

妊活・妊娠中のビタミンCの摂取量は?摂りすぎリスク

妊娠中に「ビタミンCはどれくらい必要?」「サプリやドリンクで摂りすぎていないかな…」と不安になる方は少なくありません。

食事・サプリ・飲み物・のど飴など、いろいろなものにビタミンCが入っており、1日の合計量が分かりづらくなりがちです。

ここでは、日本の公的な基準や研究をもとに、妊娠中のビタミンCの必要量と摂りすぎリスク、安全なとり方を整理し、毎日の選択に迷わないための考え方をお伝えします。

この記事でわかること

・ビタミンCの効果
・妊娠中の摂取量と上限量、摂りすぎセルフチェック
・ビタミンCを効率的に摂取するには

管理栄養士が監修

BELTA専属管理栄養士の顔写真

BELTA専属 管理栄養士
鳴海 菜々恵 (なるみ ななえ)

妊娠中のビタミンCの効果

妊娠中のビタミンCの効果

ビタミンCには、次のような働きがあるとされています。

・コラーゲンの合成に関わり、血管・皮膚・歯ぐきなどの健康維持を助ける
・野菜などに含まれる「非ヘム鉄」の吸収を促し、貧血対策に役立つ可能性がある
・抗酸化物質として、活性酸素から細胞を守る働きがある
・免疫機能の維持に関わる

妊娠中は血液量や鉄の必要量が増え、体への負担も大きくなります。その中でビタミンCは、

・お母さんの皮膚・粘膜・血管の健康維持
・鉄の吸収を助けることで貧血予防に寄与する可能性
・酸化ストレスを抑え、体のコンディションを整える

といった形で、母体と胎児を間接的に支える栄養素のひとつと考えられています。

※参考:厚生労働省eJIM「統合医療」情報発信サイト

妊娠中のビタミンCの摂取量と上限量

妊娠中のビタミンC推奨量

妊娠中のビタミンC推奨量

厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2025年版)では、18〜49歳女性のビタミンCは、

・推奨量:100mg/日

とされています。

妊娠中は、+10mg/日が加わります。
そのため、おおよそ110mg/日を目安に摂取するとよいでしょう。

年齢 推奨量
18〜49歳 100mg/日
妊婦 110mg/日

・「推奨量」:健康維持のために平均的にとっておきたい量
・「耐容上限量」:長期間それ以上とり続けると、健康リスクが増える可能性がある上限

※参考:厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2025年版)

妊娠中のビタミンC上限量

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、日本ではビタミンCの耐容上限量は設定されていません。

これは、通常の食事レベルでは過剰による健康障害の報告が少なく、「安全と見なされる」と判断されているためです。

一方、海外では2000mg/日程度を成人の耐容上限量とする報告もあるので注意しましょう。

※参考:厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2025年版)

妊娠中のビタミンCの摂りすぎチェック

妊娠中のビタミンCの摂りすぎチェック

「知らないうちに摂りすぎていないかな?」という不安な方は、1日の合計量をイメージしてみましょう。次のような点に当てはまるか、チェックしてみてください。

  • 高容量ビタミンCサプリ(1日500〜1000mg以上)を毎日続けている
  • ビタミンC入りドリンク(栄養ドリンク、ビタミン飲料など)を1日に何本も飲む日が多い
  • ビタミンC入りのど飴やタブレットを、習慣的に何個もなめている
  • 下痢・お腹の張り・胃のムカつきなどが続いているのに、サプリの量を見直していない
1日のビタミンCイメージ

いくつも当てはまる場合は、推奨量(110mg/日)を大きく超えている可能性があります。ビタミンCは水溶性で、過剰分は尿として排泄されやすいものの、サプリや点滴で高容量を長く続けると、

・下痢・腹痛・吐き気などの消化器症状
・腎機能が低下している人では、尿路結石のリスクが高まる

可能性があります。

また、妊婦さんへの高容量ビタミンCサプリについて、早産や妊娠高血圧症候群などを予防できるという明確な効果は示されておらず、安全性についても引き続き検討が必要とされています。

たくさん飲めば飲むほど妊娠に良いというわけではないので、過剰摂取には気をつけましょう。

※参考:厚生労働省eJIM「統合医療」情報発信サイト

※参考:厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2025年版)

妊娠中のビタミンC摂取のよくある質問(Q&A)

妊娠中にビタミンC1000mgを飲んでも大丈夫?

海外の指標では、成人の耐容上限量がおよそ2000mg/日とされ、健康な成人ではこの範囲内で重大な有害事象は少ないと報告されています。そのため、1000mg/日がただちに危険とまでは言えないと考えられます。

一方で、妊娠中に「1000mgを必ずとるべき」「1000mgで明らかに危険」と言い切れるほどの研究結果はまだそろっていないのが現状です。治療目的がある場合を除き、医師と相談しながら量を決めましょう。

妊娠中にビタミンCを摂りすぎると赤ちゃんに影響はありますか?

通常の食事量で、ビタミンCの摂りすぎが胎児に明らかな害を与えたという明確なデータはありません。
ただし過剰摂取は母体や胎児に影響を及ぼす可能性があるため、普段から次の点を心がけましょう。

・食事からのビタミンC摂取を過度に心配しすぎない
・高容量サプリや点滴などは、必要性とリスクを医師とよく相談する

妊娠中でもビタミンCサプリを飲んでいい?どんなポイントに注意すべき?

サプリを使う場合は、次の点を確認してみてください。

・妊娠中の使用について注意書きがないか
・1日あたりのビタミンC量が極端に高くなっていないか
・葉酸サプリ・マルチビタミンなど、他サプリとの重複で過剰になっていないか
・持病や服薬がある場合、医師や薬剤師に相談できているか

不安があるときは、妊婦健診で医師・助産師に質問したり、薬剤師・管理栄養士に相談したうえで使うと安心です。

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妊娠前(妊活中)からビタミンCを意識した方が良い?

ビタミンCに関して、妊活・妊娠中で大きく考え方を変える必要はありません。普段からバランスよく栄養をとり、「食生活全体の底上げ」を意識することが大切です。

・妊活中から野菜・果物・芋類を日常的にとる
・葉酸・鉄・ビタミンD・カルシウムなど、他の栄養素とのバランスも整える

といった「食生活全体の底上げ」を始めておくことが大切とされています。

妊活〜妊娠〜産後と続くライフステージ全体を見ながら、無理なく続けられる食生活とサプリの付き合い方を考えていきたいですね。

食事とサプリで妊娠中のビタミンCを効率的に摂る方法

妊活・妊娠中におすすめのビタミンCを多く含む食品

妊活・妊娠中におすすめのビタミンCを多く含む食品

妊娠中のビタミンCは、食事からの摂取が基本です。ビタミンCを多く含む食品には、次のようなものがあります。

・果物:いちご、キウイ、みかん、レモン、アセロラ飲料 など
・野菜:ブロッコリー、赤ピーマン、黄ピーマン、キャベツ、じゃがいも など

たとえば、

・朝:キウイ1個
・昼:ブロッコリー入りサラダ
・夜:じゃがいもやキャベツのスープ

といった組み合わせでも、推奨量にかなり近づけると考えられます。
可能であれば妊活中からバランスの良い食生活の習慣づくりを心がけ、細かなmg数を完璧に数えるより、「毎食に少しずつ野菜や果物を足す」ことを意識するほうが続けやすいでしょう。

ビタミンCは加熱や水に弱い面がありますが、電子レンジ加熱や蒸し調理などでは比較的残りやすいとされています。生野菜だけにこだわらず、

・温野菜
・蒸し野菜
・スープやみそ汁(汁ごと飲む)

など、その家庭で続けやすい形を選んでみてください。

つわりで食事が偏る時期の工夫

つわりがつらい時期は、「ビタミンCどころではない」という日も当然あります。そんなときは、

・冷たい果物(キウイ、みかん、グレープフルーツなど)を一口から
・砂糖ひかえめの野菜・果物ミックスジュースを少量ずつ
・酸味がつらい場合は、じゃがいも・さつまいもなどの芋類を柔らかく加熱して

など、そのときの体調で口に入れやすいものを少しずつ取り入れてみてください。

つわりで食事が偏る時期の工夫

「今日はこれしか食べられなかった」と責めるのではなく、「これだけ食べられた」と自分をねぎらうことも、妊娠中のセルフケアの一つです。

サプリでとる場合のチェックポイント

食事だけでは不安なとき、サプリでビタミンCを補うこともひとつの方法です。その際は、次のポイントを確認してみてください。

・妊娠中の使用について注意書きがないか
・1日あたりのビタミンC量が極端に高容量になっていないか
・葉酸サプリやマルチビタミンなど、他サプリとの重複で合計量が過剰になっていないか
・持病や服薬がある場合、医師や薬剤師に事前に相談できているか

管理栄養士としては、ビタミンC単体のサプリをいくつも足していくより、

・葉酸
・ビタミンC
・ビタミンB群
・鉄・カルシウム・ビタミンD

など、妊娠期に意識したい栄養素をまとめて配合した妊娠期向けマルチビタミンサプリで補う方法が、現実的で続けやすいのでおすすめします。

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ただし、どんなサプリも「飲めば完璧」というものではなく、あくまで食事をベースに不足分を補う存在と捉えることが大切です。

持病や服薬、体質などによって適した量は変わります。気になることがある場合は、

・かかりつけの医師・助産師
・薬剤師・管理栄養士
・BELTAの無料相談窓口

などを活用しながら、ご自身に合ったビタミンCとの付き合い方を一緒に考えていただければと思います。

まとめ

・ビタミンCは、コラーゲン合成や鉄の吸収、抗酸化作用、免疫機能の維持などに関わる水溶性ビタミンで、妊娠中も毎日少しずつ必要とされています。
・日本の基準では、18〜49歳女性のビタミンC推奨量は100mg/日、妊娠中は+10mg/日程度が目安とされており、妊娠中の目安はおよそ110mg/日です。
・通常の食事からの摂取で過剰になることはほとんどない一方、高容量サプリを長期で続ける場合には、消化器症状や尿路結石などへの注意が必要とされています。
・妊娠中のビタミンCは、「摂りすぎで特別な効果を狙う」よりも、「不足しないように穏やかに補う」ことを重視することが重要です。
・食事から野菜・果物・芋類を少しずつとりつつ、必要に応じて妊娠期向けマルチビタミンサプリ(葉酸サプリ)でビタミンCを含む複数の栄養素をバランスよく補う方法も、1つの選択肢です。

妊娠中は、からだの変化だけでなく情報も多く、不安になりやすい時期です。ビタミンCをはじめとする栄養素について正しく知りながら、ひとりで抱え込まず、専門家や信頼できる情報を味方にして、安心して毎日を過ごしていただければと思います。

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