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外国籍妊婦の
「出産・産後」の不安に寄り添う支援

ベルタのMikadukiプロジェクトの一つとして、NPO法人アジア人分文化交流促進協会(JII)様が主催する、外国人妊婦向け「出産・産後」ワークショップに参加し、日本で出産を控える外国籍の妊婦の方や、そのパートナーの方々が抱える不安を少しでも和らげることを目的に、サポートを行っています。

日本で暮らす外国籍妊婦の方への支援     

2024年6月時点で、在留外国人数は約358万人に上り、そのうち出生数はおよそ2万3,000人とされています。その中には、両親ともに外国籍で、日本での出産経験がない方も少なくありません。
生まれ育った故郷と日本とでは、出産前の準備から出産、産後に至るまで、環境が大きく異なります。

こうした環境の違いに戸惑いや不安を抱える方々に向けて、JII様では、外国人妊婦向けの「出産・産後」ワークショップを開催されています。
ワークショップでは、出産前の急な破水や陣痛への対処法、妊娠中に楽に過ごせる姿勢、産後の赤ちゃんのお世話など、初めて日本で出産を迎える方にとって知っておきたい実践的な情報が、丁寧に紹介されています。

ベルタは、このワークショップに参加された妊婦の方々へ、お守りの想いを込めて、「ベルタ葉酸サプリ」と「ベルタママリズム」をお渡ししました。

実は海外では、農作物にあらかじめ葉酸が添加されている国も多く、日常的に葉酸を摂取できる環境が整っています。一方、日本ではそうした制度がないため、妊娠・出産期には、日々の食事に加えて意識的に葉酸を摂取することが重要とされています。

日本で新たな命を迎える外国籍妊婦の方々が、少しでも安心して出産の日を迎えられるよう、必要な栄養と想いを届ける取り組みです。

参加者の声と課題

ワークショップに実際に参加された方からは、次のような声が聞かれました。

・子どもが無事に生まれたら、一緒に東京を観光するなど、したいことがたくさんあります。

・日本での出産については、楽しみな気持ちよりも、緊張や不安のほうが大きいです。

・日本に8年間住んでいますが、赤ちゃんは一人目のため、とても不安があります。

日本で新たな家族を迎える準備をされている外国籍の方々が感じる不安を、少しでも和らげられるよう、ベルタは今後もJII様と連携しながら、支援の幅を広げていきます。

ベルタのMikadukiプロジェクト

ベルタは、「世界40億人の女性が、私・周り・世の中を好きになれる社会」の実現を目指しています。

しかし現実には、女性が直面する社会課題は数多く存在し、ベルタ一社だけで解決することは容易ではありません。

そこで、各地で活動するさまざまな団体と手を取り合い、より良い社会の実現に向けて社会課題の解決に動き出したのが、「Mikadukiプロジェクト」です。

産前に限らず、産後や学生など、多様な立場の方々の悩みに寄り添いながら、ベルタはこれからも社会に必要とされる支援の形を模索し、挑戦を続けていきます。

Mikadukiプロジェクトについては
こちら