静岡県磐田市×ベルタ
若者の健康リテラシー向上に向けたモデル構築へ

「プレコンセプションケア」とは、将来の妊娠を望むかどうかや性別に関わらず、自身の健康づくりや生活習慣に向き合って、心身ともに将来へ整える取り組みのことを指します。

2025年5月、こども家庭庁は「プレコンセプションケア推進5か年計画」を発表。若年層を含め、誰もが早い段階から健康や性について正しい知識を得られる社会を目指し、国として本格的な普及に乗り出しました。

10~30代の若い世代は、情報があふれかえっている現代で、正しい情報を得ることが難しくなっており、不安や迷いが生じやすいことが現状です。自治体や企業には、こうした若者に対して、正しい知識と学ぶ機会を届けることが求められています。

静岡県磐田市は「スポーツのまち」として市民の健康づくりに力を入れてきた地域であり、若年層や子育て世代が多く暮らしています。

若い世代の将来の選択肢を広げるために、健康管理やリテラシー向上を支援することで、磐田市の活力向上と持続可能な街づくりに大きく影響できると考え、この度プレコンセプションケア推進に着目いたしました。

若い世代が将来を見据え、自身の健康やライフプランについて考える機会を確保することは、地域の活力向上や持続可能なまちづくりの観点からも重要とされています。こうした背景を踏まえ、プレコンセプションケアの推進に向けた官民連携の取り組みが進められています。

ベルタはこれまで全国300以上の自治体と連携して、妊活・産前産後・更年期など多様なフェーズでの健康啓発に取り組んできた知見を活かして、磐田市の市民の方へのプレコンセプションケア啓発を推進してまいります。

スポーツをする人にこそ知っておいてほしい
プレコンセプションケア

今回の磐田市との連携協定は、これまでの知見を生かし、市民向け動画の制作や制度を活用した啓発、スポーツ分野との協働など、多角的なアプローチを組み合わせた包括的な推進モデルとして位置づけられます。

特に、スポーツ分野との協働をプレコンセプションケアの連携協定に含める取り組みは、全国で初の取り組みです。

スポーツに取り組む人の中には、体調不良を抱えながらも練習や試合を優先し、不調と向き合う機会を失っているケースも少なくありません。その結果、パフォーマンスの質の低下や、引退後の長期的な体調不良につながる可能性があります。

ベルタは、スポーツも人生の未来も、どちらもあきらめずに歩んでいける社会を目指し、スポーツに関わる人こそプレコンセプションケアを知ることが重要だと考えています。

ベルタのスポーツとの取り組み
はこちら

ベルタは、妊活・出産・更年期といったライフステージごとの悩みに寄り添うフェムテックブランドとして、プレコンセプションケアの社会的な啓発活動に力を入れています。

妊活中の方から多く寄せられる「もっと早くに知りたかった」という声を受けて、様々なステークホルダーと連携し社会に向けたプレコンセプションケア啓発の取り組みを積極的に進めています。

プレコンセプションケアへの
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