未来を描く力を育む女子大生向け
キャリアセミナーを開催

ベルタグループは、5月11日、北園女子寮にて女子大学生向けキャリアセミナーを開催。「自分らしいキャリアの築き方」をテーマに、自己分析や企業研究のワークを通じて、学生一人ひとりが将来の働き方や生き方について主体的に考えるきっかけを提供しました。

近年の就職活動の実態

セミナー冒頭では関連会社のQOOLキャリア代表の山中より、近年の就職活動の動向について説明がありました。経団連による就活ルールの見直しにより、2021年卒以降は新卒一括採用の形式が事実上廃止され、企業側は通年採用やインターン経由の早期選考を積極的に取り入れるようになっています。これにより、学生と企業の接点は大学3年生の夏以前へと前倒しされ、「より早く・より深く」学生を囲い込む傾向が顕著になっています。

一方で、「売り手市場」と言われる状況にあるとはいえ、求人の数と学生の希望が必ずしも一致しているわけではなく、業種・職種・勤務地などの条件によっては厳しい競争が続いています。特に人気業界や大手企業では依然として高倍率であり、自己分析や企業研究を通じて“自分に合う選択”を見極める力が、以前以上に求められています。就職活動の早期化が進む中でも、学生が自分自身の軸を持ち、主体的にキャリアを選び取る姿勢が、より一層重要視されています。

自己分析で見つける自分らしい働き方/先輩に学ぶ就活の進め方

早期化と競争激化が進む就職市場において、学生にとって最も重要なのは「自分に合った仕事をどう見つけるか」という視点です。今回のセミナーでは、就活のテクニックを伝えるだけでなく、自分自身の価値観や強みを理解し、将来の選択肢を主体的に描く力を育むことに主眼を置き、自己分析と企業分析の進め方を中心にプログラムを構成。学生一人ひとりが「納得感のある進路選択」を実現できるようサポートすることが、今回のセミナーの最大の目的でした。

自己分析パートでは、モチベーショングラフを活用し、これまでの経験から得られた感情の動きを振り返ることで、自身の強み・弱み、モチベーションの源泉を言語化する方法を紹介。企業分析パートでは、実際の企業情報をもとに「自分にとって本当に合う企業」とは何かを考えるワークを行い、単なる知名度や条件にとらわれない視点を養いました。

また、「先輩から就職活動を学ぶ」コーナーでは、ベルタの新卒採用担当者が登壇。自身の就職活動の経験をもとに、企業選びにおいて大切にしていた価値観や、進路選択の軸について語りました。さらに、学生一人ひとりが将来を主体的に考えられるようサポートする、ベルタ独自の「リクルーター制度」も紹介。選考の途中で社員と深く対話できるこの制度に対し、参加学生からは多くの共感と関心の声が寄せられました。

このセミナーは、単なる就活ノウハウの習得を目的としたものではありません。自分の人生にオーナーシップを持ち、将来のライフスタイルやキャリアをどう選ぶか、その根本に立ち返るための学びの場として、多くの学生にとって意味のある時間となりました。

質疑応答の時間には、3年生から企業分析に関する具体的な質問が挙がり、就職活動に対する前向きな姿勢がうかがえました。1年生からも真剣に耳を傾ける姿や、積極的な質問をしたりする姿が見られ、学年を超えて高い関心と主体性が感じられました。

社会が大きく変化し、キャリア観も多様化する今、自らの人生を自分で設計する力が求められています。今後もベルタグループでは、キャリア形成はライフステージの大きな変化と捉え、仕事もプライベートも大切にしたいと願うすべての方の人生に寄り添い続けてまいります。

私たちベルタでは、26年卒の方を対象とした新卒採用を行っています。「ちょっと気になる」「まずは話だけでも聞いてみたい」そんな方も大歓迎です。ぜひ採用ページをご覧くださいね。

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