50代変わりめ期女性の
本音を調査

40~60代女性の意識と
更年期に対する捉え方について
アンケート調査を実施しました。

回答いただいた1031名の
アンケートから、なんと9割を超える
女性が何らかの不調を
抱えていることが分かりました。

しかし、適切な対処をしている人は
約3割とかなり少ない状態。
何故我慢するのか?
みんなが悩む不調や
対処方法を見ていきましょう。

カラダとココロの
不調意識について

更年期症状があると答えた人は4人に1人ですが、心身の不調があると答えた人は9割を超え、ほとんどの人が何らかの不調を抱えています。

また、カラダの機能低下よりも、心身の不調があると答えた人が大きく上回る結果になりました。変わりめ期の女性はカラダの不調を感じるだけでなくココロの部分の不調感を併せ持つことが明確となっています。

また、具体的な不調は、更年期症状と言われる内容も多く、自身の不調が女性ホルモンのバランスによるものだとの自覚がない又は更年期症状と認めたくないという意識が垣間みられる結果になりました。

  • 更年期症状がある

    「円グラフ:更年期症状がある」あてはまる24.6%、あてはまらない75.4%
  • 心身の不調を感じる

    「円グラフ:心身の不調を感じる」何らか気になる不調がある90.1%、不調はない9.9%
  • カラダの機能低下が気になる

    「円グラフ:カラダの機能低下が気になる」あてはまる73.5%、あてはまらない26.5%

年代別では40代は疲れやすさ、ストレス、太りやすいなどの不調が高い傾向に。最もカラダの変化がおこる50代前半では、ストレス、不安感、ゆううつ、孤独感などココロの不調も高くなる傾向にあるので注意が必要なこともわかりました。

  • 気になっている不調

    「横棒グラフ」肩こりや腰痛、疲れやすい、寝付きが悪い・睡眠の質が悪い、ストレスが溜まっている、やる気が出ない、太りやすくなった、冷えやすい、不安感がある、イライラする、憂鬱になる、頭痛やめまいがする、孤独感を感じる、自己否定的になる、息切れ・動機がする、尿漏れ、疎外感を感じる、生活習慣病、顔がほてる
    ※複数回答 単位:%
    「表:不調個数平均」
    40-69歳女性:N=1,031 単位:%
    「表:年代平均」

    最も多い人で17個の不調も!

    ココロとカラダの不調が複雑に重なって、「どのように対処してよいか分からない」という傾向が強くなるようです。

ココロのキャパシティについて

更年期症状が出やすい50代前半のストレスが最も高い

ココロのキャパシティをはかるため、自分のココロをコップ、ストレスを水に例えた場合、いま何%まで水が入っているかを聞きました。
40代、50代では約65%の人が、コップの半分以上にストレスが溜まっていると感じています。

注目すべきは、50代前半では14.3%の人がコップに入ったストレスの水があふれ出ている状態だと答えています。
ストレスの水が既にコップの70%以上に達しているキャパオーバー予備軍も31.5%
40代前半から後半、そして50代前半に数値が高くなることから、様々なことの変わりめ期の女性は、セルフメンテナンスがうまくいかず、いっぱいいっぱいの状態で過ごしていることが分かります。

「横棒グラフ」
40-69歳女性:N=1,031 単位:%

日常生活の意識について

最近より強く思うようになったことについて聞きました。

最も多かったのは「いつまでも綺麗でいたい」。但し、20代30代のときよりも、内面や健康でいることが重要とコメントする人が多く、綺麗のあり方に大きな変化が見られます。
「労力を省きたい」「面倒だと思うことが多くなった」という意見も多く、変わりめ期の女性が時短や効率を求める傾向が高いのも、この時期の気力や体力の低下が関係するのかもしれません。

年代別では40代は疲れやすさ、ストレス、太りやすいなどの不調が高い傾向に。最もカラダの変化がおこる50代前半では、ストレス、不安感、ゆううつ、孤独感などココロの不調も高くなる傾向にあるので注意が必要なこともわかりました。

「横棒グラフ」
「表:年代平均」
40-69歳女性:N=1,031 単位:%

不調への対処

年齢による不安定な状態が始まる40代では、急激な変化に対処しきれない傾向があることが分かります。 50代でも、長期で不調に悩んではいるものの、具体的に何をすればその不調が改善に向かうのか、対処法を見つけられずにいる層が52.5%にものぼっています。 対処したいが何をしてよいかわからないことから、自分の状態を知りたいニーズが高まっている傾向にあります。

具体的な対処として、通院、漢方、医薬品、サプリメントどれを見ても少なく、それ以外では、睡眠をとる、食事改善、運動など、具体的な不調に対する対処というよりも健康に気を遣うにとどまる結果に。

全年代で、「なるべく薬に頼らずに自然のもので対処したい」という意向が高いことが、通院や何らかの対処をしない原因とも考えられます。

通院、漢方や医薬品を摂取するなどで不調に対し対処しているか?

「円グラフ:全体」している22.2%、していない77.8%
全体
「棒グラフ:年代別」
年代別
  • 病院に通院する

    「円グラフ:病院に通院する」通院している15.5%、通院していない54.5%
    何らか不調を抱えている人:N=919
  • 漢方や医薬品を摂取する

    「円グラフ:漢方や医薬品を摂取する」摂取している10.4%、摂取していない89.6%
  • サプリメントを摂取する

    「円グラフ:サプリメントを摂取する」摂取している15.2%、摂取していない84.8%
  • 自分なりのストレス
    発散方法で対処する

    「円グラフ:自分なりのストレス発散方法で対処する」相談する27.6%、相談しない72.4%
  • 家族や友人に相談する

    「円グラフ:家族や友人に相談する」している16.8%、していない83.2%

ほとんどの人が相談しないことにより、不調や対処に関する情報交換も少ないことが考えられます。

更年期の捉え方とニーズ

「薬に頼らず自然のもので対処したい」と考える人が大多数を占めています。
また、「病院に行くほどではない」「具体的に何をした良いか分からない」という声も多く、変わりめ期の不調に対する特効薬や具体的な対応策・情報がないことも課題として浮き彫りになりました。
40代から変化が始まるため、「自分の状態を知りたい」といった意識も高まる傾向にあります。

「横棒グラフ」
「表:年代別」

心身の不調を感じている人は9割を超えていますが、適切な対処をしている人は約2割とほとんどの人が我慢し続けている傾向にあります。

病院に行くほどではない未病の不調も、身近なケアで少しラクになるかもしれません。
先ずは自分の状態を知り、対処方法を考えてみませんか?

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是非、チェックしてみましょう!